完璧な親なんていないよね

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こんにちは。
ココロとカラダの整体師 渕脇です。

私には、まだ小さな双子の娘がいます。
いま5歳で、保育園に通っています。

私の妻は仕事の関係で朝早く家を出ていきます。
そんなわけで、私が子供たちに朝ご飯を食べさせて、保育園に連れていくのです。

そんな生活が、長男、次男も合わせると、今年で12年目になります。
12年間、毎朝、保育園に送っていく生活を続けています。

朝のバトル

昨日の朝のこと、双子の片割れが、何かに気食わないことがあったのか、ずっと不機嫌でした。
これは何か、嫌な予感がするなあ、と思っていたら、案の定、保育園に行きたくないと、泣きながら抵抗し始めました。

ここところ、双子も成長して来たのか、こういうことは少なくなっていたのです。
それでも、この12年の間に、幾度となく繰り返されてきた光景です。

育児書やネット上に流れてくる子育て情報などを見ると、

急かせてはいけない。
自分でやるまで待て。
寄り添え。
怒るな。
怒鳴るな。
脅すな。
言って聞かせろ。

などと書いてあります。

でもねえ。
やってみるんですよ、最初は。
寄り添って、気持ちを聞いて、なだめて、待って。。

そうはいっても、こちらにも時間があります。
仕事に行かなきゃいけない。
いつまでも待ってはいられないわけです。

こっちの体調が悪い時なんか、最悪です。
感情を抑えることは不可能です(苦笑

それで、結局は、泣き叫ぶ子を無理やり保育園に送り届けるわけです。
時には、力ずくで拉致して連れ去る誘拐犯のように。

「ほんとにごめんね」と子供に詫びながら、
「ひどい親だなあ。」と自分を責めながらね。

保育園に行くと、泣き叫ぶ子供を無理やり連れてくるという光景は珍しくありません。
保育士さんも心得ていて、何とかなだめすかして、親にしがみつく子供を無理やり引きはがしてくれるのです。

子供の切り替えの早さを見習いたい

そうやって、無理やり保育園に連れて行った日は、朝からぐったりと疲れるし、自己嫌悪に陥ってしまいます。
ところが、夕方迎えに行くと、当の本人はケロッとしていて、いつもと変わらず満面の笑みで走って出てきます。
いつもながら、子供の切り替えの早さに感心します。
そこは見習わなければいいけないな、と思います。

そうして、子供の笑顔が、何よりの癒しになるし、親としてとてもうれしい瞬間です。
親になって良かった、と思います。

衝突するから成長する

このように、子供と衝突を繰り返すことで、親も子供も鍛えられて行くんだなあ、といつも思います。

理想は理想として、知っておくことは必要かもしれないけれど、理想通りにはなかなかいかない。
理想通りにいかないからこそ、鍛えられていく面もあるのかもしれませんね。

もし、最初から理想通りに出来てしまうのなら、自己嫌悪も葛藤も起こらず、工夫をすることもなく、成長の機会を奪われるのかもしれません。
うまく行かないからこそ、学びがあるのかもしれません。

自分の親も完璧ではなかった!

自分で子育てをしてみて思うのは、親も完璧ではないということです。
きっと、自分の親も完璧ではなかったんだろうな、色々と悩みながら、迷いながら子育てをしていたんだろうなと。

だからきっと、言ってはいけないことも沢山言ってしまったんだろう。
人間なんだから、そういうことだってあったんだろう。

子供の側がそれをいつまでも根に持っているというのは、親にしてみれば辛い話だよね。
そこは、大目に見てあげてもいいんじゃないのかなあ。

きっと、苦しんで、悩んで、迷いながらも、自分を育ててくれたんだろう。
そう考えると、自然と感謝の気持ちが湧いてきます。

つい、こうしてほしかった、ああしてほしかった、と自分の親の至らなかったところに文句を言いたくもなるけどね。

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子育てを楽しもう!

自分が親として完璧でないように、自分の親も完璧ではない。
それでいいのではないでしょうか。

みんな、迷いながら、模索しながら生きている。
それが、生きるということなのだと思います。

子育てに奮闘している皆さん。
子育ては大変だけど、楽しいこともいっぱいありますよね。

ダメな親だと自分を責めることはありません!
頑張って、子育てを楽しみましょう!