長男であることをやめました

こんにちは。
ココロとカラダの整体師 渕脇です。

人は、色々な重荷を背負って生きています。
たまには、その重荷を下ろしたくなることがありますよね。
そういう時には、下してしまっても良いのではないでしょうか。

いやいや、下せないから苦しいんでしょう。

そう思う方もいるかもしれません。

もちろん、すべての重荷を全部おろすのは難しいかもしれません。
でも、考え方一つで、おろすことが出来るものもあるかもしれませんよ。

私は長男であることをやめました

私がうつ病に陥った時、とにかく自分を苦しめるものは全部おろしてしまいたかった。
まず、背負っているものを全部おろすことにしました。

一言でいうと、常識的であることをやめました。

会社を辞めて、一年くらい休養をしようと思いました。
友達に会うのもやめようと、連絡を取らなくなりました。
年賀状も出すのをやめました。
女の子の家に転がり込んで、一日中テレビを見て過ごしました。

そして、長男であることをやめました。

私を苦しめていた長男という重荷

長男である、ということが自分を苦しめていたんです。
長男だから、将来的には両親と同居して面倒を見なければいけない。
だから、安定した経済力を身に付けなければいけない。
自分の嫁さんになる人は、母のお眼鏡にかなって、うまくやっていける人でなければいけない。

そんな風に考えて、それが私の自由を奪っていました。

私が会社を辞めた直後に、母が脳出血で倒れました。
私は会社を辞めて時間がありましたので、実家に戻って、母の代わりに家事をすることにしました。
父の食事を毎日作り、母が自宅やっていた塾の講師をやりました。

それは、長男だから。
長男だから、自分の家族は自分が守らなければいけないと思いました。

母の後遺症がどこまで残るのか。
場合によっては、介護生活が始まるかもしれない。
そうなったら、結婚も出来ないかもしれない。
それはそれで、仕方がない。
覚悟を決めていました。
だって、長男だから。

そうやって、自分一人で全部、背負い込もうとしていたのです。

家を出て行けと言われました

わたしには、7歳年上の双子の姉がいます。
その姉たちが、会社を辞めた後に、母の介護のために実家に戻った私を見て、色々と言ってきました。

あなたは家を出たほうが良い。
あなたが家にいると、お母さんはあなたばかりを頼るようになってしまう。
それは、お母さんのためにも、お父さんのためも、あなたのためにも良くないから。

私はすでに覚悟を決めて、住んでいたアパートも引き払って実家に戻っていました。
その自分の覚悟を否定されたような、実家を追い出されるような、とても嫌な気分になりました。
でも、そのあとすぐに考え方を変えました。

だったらもう、長男であることも放棄してしまおうと。
わたしを長年苦しめてきた、長男という重荷を下ろすチャンスをくれたんだ。
それは、とてもありがたい事なんだと。
そう思うことにしたのです。

もちろん、長男であるという戸籍上の事実を変えることはできないけれど、長男だからこうしなければいけない、という考え方を捨てたということです。

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自分で背負い込んでいただけだった

これは、私を本当に自由にしてくれました。
その後、親と同居することは断ってきましたし、母のお眼鏡にかなうかどうかなどと考えることなく結婚も決めました。
自分の仕事についても、安定収入にこだわらずに、自由に決めることが出来るようになりました。

両親の世話は、二人の姉に丸投げ状態で、私は言われたことだけをやるというスタンスになりました。
おかげで、自分の子育てと、自分の仕事に集中することが出来たのです。

自分ですべてを背負ってしまおうと思っていたのは私だけで、姉たちはみんなで分担すればいいじゃないかと思っていたのです。
そうやって、勝手に重荷を背負って、勝手に苦しんでいたのです。

気が付いてみると、本当にばかばかしい話なのですが、そうやって気が付かずに勝手に背負っているものがあるのです。

勝手に背負ってしまったもの、ありませんか?

いま、このブログを読んでいる方の中にも、気が付かずに背負ってしまったものに苦しんでいる人もいるのではないでしょうか。
そういうものを背負っていないかどうか。
まわりの人たちと、分担して背負えないかどうか。

そういうことを、考え直してみることをお勧めします。
そういうことって、意外と多いと思います。