主体性をもつことの大切さ

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こんにちは。
ココロとカラダの整体師 渕脇です!

世の中には2種類の人がいる

私は整体師として、日々、色々な方と接しています。
世の中には実にいろんな人がいて、整体師に要求することも人それぞれです。

整体院にやってくる人には、大きく分けて2種類の人がいます。

そのうちの一つは、主体的な人。
自分の心身の不調は、基本的に自分で何とかしようとする人。
整体師に対しては、自分の今の状態を見てもらい、調整してもらい、その結果をうけて自分でも対処しようとする人。
整体師はトレーナー、アドバイザーであり、健康は自分で作るということが当たり前のこととして理解できている人たちです。

もう一つは、依存的な人。
自分ではできないから、整体師に何とかしてもらおうとする人。
アドバイスをしても、「わかってはいるんですけどね、なかなかできないんですよね。」と言ってやらない人。
もっとひどくなると、「治すのはお前の仕事だろう、そのために金払ってんだ。」というような態度の人もいます。

どちらのタイプの方が、より体調が良くなるかと言えば、火を見るよりも明らかです。
前者の方が、健康的でイキイキと日々を過ごしています。

この傾向は、整体院に限らず、どんなところでも当てはまることだと思います。
病院なんかだと、整体院に比べると、もっと後者の割合が多いんだろうなあと、勝手に想像しています。
もちろん、勝手な推察なので、どこかに確たるデータがあるわけではありませんけれど。

ココロの問題こそ主体的に考えよう

ココロの問題になると、もっと顕著かもしれません。

「問題を解決するのは自分である。」
と思っている人は、精神的な問題を克服できると思います。

自分では問題を解決できないからと言って、薬に頼るばかりでは克服することはできません。
「薬さえ飲んでいればいつか治る。」
と思っていると、克服することはできないでしょう。

生きづらさの問題とか、人生の悩み事とか、さらに言えば経済的な問題とか。
自分が解決すべき問題を、誰かが解決してくれるだろうと思っていると、なかなか解決しないものです。

自分の健康は自分で作る。
自分の問題は自分で解決する。

そういう主体性を持つというのが、幸せな人生を歩む上での基本的な態度なんだと実感します。

主体性は成功の第一歩

スティーブン・R・コヴィーの名著、「七つの習慣」の最初の習慣が「主体的に生きる」です。
自分の人生は自分のものであり、自分の問題は自分で解決するという態度が、自分の望むような人生を手に入れるには、最も基本になる態度なのです。

整体師は、その人が普段どんな生活をしているのか、そのすべてをコントロールすることはできません。
運動はしているのか、睡眠をきちんととっているのか、バランスのとれた食事をしているのか、ストレスマネジメントはできているのか。
そこまですべてコントロールすることはできないし、逆にそんなところまでコントロールされていたのでは、とても窮屈に感じるでしょう。

そういうことは、自分以外には出来る人はいないのです。

やり方について、専門家に相談することは大切だと思います。
間違えたやり方をしていたのでは、かえって逆効果になったりする可能性もあります。

アドバイスは積極的に受ける。
でも、実行するのは自分です。

そういうスタンスを忘れないことが大切なのだと思うのです。

さて、かくいう私は主体的に生きているのでしょうか?
気を抜けば、依存的になりがちな自分がいます。
誰かに頼って、誰かのせいにして、問題を丸投げしたほうがラクだからです。

常にこのことを念頭に置いていたいと思います。