好きなコトをやろう

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こんにちは。
カウンセラー整体師の渕脇です。

勉強って好きですか?

突然ですが、勉強って好きですか。
勉強って聞いて、どんなイメージが頭に浮かびますか。

私は、勉強って聞くと、「嫌々ながらもやらなければいけないモノ」というイメージがあります。

私には、小学生の息子が二人いるんですけど、宿題がいっぱい出るんですよね。
毎日必ず、宿題があります。

宿題って、なんだか嫌ですよね。
本当は遊びたいのに、宿題をやらなければいけない。

遊んでばかりいると、親から「宿題はやったの?」「早くやっちゃいなさい!」なんて怒られる訳ですよ。
そうすると、「勉強はつまらないけどやらなければいけないもの」というイメージが定着します。

さらに、受験ともなると、嫌でも競争させられます。
少しでもランクの高い学校にいった方がエライ。
みたいなところがあるから、ただそれだけのことで必死に勉強するのが当たり前、というイメージが出来上がります。

だから私は、勉強と聞くと、「嫌でも一生懸命やらなければいけないもの」というイメージが出来てしまって、それは私の中で常識となっていました。

ところがです、私が大学院に進んだ時、そこには嬉々として実に楽しそうに勉強している人々がいました。
彼らは、本当に楽しそうだったんです。
世の中には、勉強が好きな人がいるんだと、その時に初めて気が付きました。

私はそれを見て思いました。
ああ、こういう人たちにはかなわないなと。

好きなコトは頑張っている感覚がない

大学院時代の私はと言えば、自分の研究よりも、運動の方に興味を持ち始めていました。
トライアスロンという競技に興味を持ち、それにのめり込んでいったのです。

自分の研究はそこそこに、毎日走って泳いで、そんな日々を送っていました。
学生なのに、こんなことばかりしていていいのだろうか。
そんな、軽い罪悪感を覚えながら。

でもある日、そんな私を見て、研究室の先輩が私にこんなことを言ったんですね。
「ふっちーはよく頑張っているよね。毎日あんなに走って。オレには出来ないなあ。」って。
別に嫌味でも何でもなく、本当にそう思っているんだなあという風に。

私は、勉強もろくにしないで遊んでいる感覚だったのですが、はたから見ていると頑張っているように見えるんだということに驚きました。

好きな勉強は楽しい

私はうつ病にかかって、会社を辞めて、好きなコトをやろうと決めました。
そして、全から興味があった、人間の体のことを勉強しようと思って整体の学校に行くことにしました。

この整体の学校での勉強が楽しくして仕方がありませんでした。
自分の知りたいことを勉強するというのは、本当に楽しいことなんだと実感しました。

本来、勉強って楽しいものなのです。
自分が知らなかったことを知るというのは、とても嬉しいことなのです。

何が嫌なのかと言えば、興味のないことでもやらなければいけいという義務感と、試験によって評価されること。
それが無ければ、学びは最高の娯楽と言ってもいいかもしれません。

そういえば、うちの次男。
小学校3年生で、勉強が大嫌いなのですが、自分が興味を持っていることはやたらと詳しいし、本もよく読んでいます。

彼が大好きなのは、危険生物。
怖がりのクセに、怖いもの見たさなのかとっても大好き。
本当にいろんなことを知っています。

やっぱり、好きというパワーは凄いものがありますよね。

好きなコトをやろう

好きなコト、興味のあることをやる。
心理学では、内発的動機付けと言います。

自分の内側から湧いてくる動機によって行うということ。

「内発的動機付けによって行動している人は幸せになれる。」
と、作家の天外伺朗氏は言います。

内側から沸々と湧いてくるエネルギーに従って生きていくということが、とても大切なのです。

結局これって、「自分との対話を大切にする」ということ。
私はこれを、「心の声を聴く」と言っていますが、それが大切なのです。

私がうつ病になったのは、「心の声」を聴かなかったから。
いや、聞こえていたのにも関わらず、無視したり、抑え込んだり、妥協したりしてきた。
その結果、自分の人生を歩いているという感覚を持つことが出来なくなったからです。

やはり、天外伺朗氏の言うとおり、内発的動機付けというのはとても大切なのです。

ですから、好きなことやりましょうよ。
楽しいと思えることをやりましょう。

それが、幸せに生きていくということになるのですから。