ノーという勇気を持つ

こんにちは!
カウンセラー整体師の渕脇です。

断る勇気が自分を守る

頼まれれば断れない。
仕事はもちろんのこと、プライベートでも頼まれたことは何でも引き受けてしまう。
その結果、多くのことを抱え込んでしまって、疲れ果ててしまうということはありませんか。

自分から進んで、やりたくやっていることであれば、少々忙しくても充実感を感じることが出来ます。

しかし、嫌々引き受けてしまったことに振り回されるのは、本当につらいものです。
同じような忙しさでも、後者であれば感じるストレスも違います。

自分で自分を守るために、断る勇気を持つことが大切です。

私がうつ病になったは断らなかったから

私がうつ病にかかった時も、断る勇気を持ち合わせていたら、あんなことにはならなかったなあと思います。

ある日、会社で、いわくつきの案件をやってくれないかと頼まれました。
どうやら、こちらの会社の手違いで、客先が機嫌を悪くしているとのこと。
それをなだめるべく、会社の営業が勝手に私の名前を出して、「優秀な若手がいるから、彼に専任でやらせますから。」と言ってしまったというのです。

ところが、私はすでに3件の案件を抱えていて、その3件もかなりのボリュームで手一杯でした。その、いわくつきの案件というのもかなりのボリュームで、私一人の手には負えないものでした。

にもかかわらず、無責任にも私の名前を勝手に使って、しかも専任で、などということを営業が口走ってしまったのです。

当然私は、最初は「出来ません」と答えました。
ほかの案件を抱えていることを客先に言ってはいけないというわけですから、そんな無茶な話はありません。

しかし、ただでさえ客先が機嫌を損ねている状態で、その上に、一度名前を出した私が断ったら、それこそ会社の信用にかかわると、営業部からも私の直属の部長までもが私を説得に来ました。

みんなに寄ってたかって、「君がやってくれなければ困る。何とかしてくれ。」と頼まれてしまったのです。
人の良い私は、「ここは私が無理をすれば事態が収まるなら仕方がない。」と、渋々引き受けてしまったのです。

その結果、残業時間も増え、土日もなく働くことになりました。
定期的にしていた運動も出来なくなり、ストレスが増すばかり。
ただでさえ、自分の人生に疑問を感じている時期だったので、本当に仕事が嫌になりました。
その上に、プライベートでも色々なことが重なって、うつ病を発症してしまったのです。

自分で自分を守り切れなかった

今になって、冷静に振り返ってみれば、会社のマネジメントの失敗だと思っています。
でも、自分で自分を守ることが出来なかった、私のミスでもあります。

自分ではキャパシティーを超えてしまうと解っていながら、自分が無理をすればなんとかなるなら、と、自己犠牲精神が出てしまったわけです。
その結果、予想通りキャパシティーを超えてしまったのです。

あの時、自分の事を死守しなければいけなかったと反省しています。
そのために、会社側にも努力してもらわなければいけなかった。

「客先に選任で任せると言ったのであれば、私が抱える案件を別の人に引き継いで、本当に専任でやらせてくれるなら」という条件を出しても良かったのではないか、とも考えています。

人になんと言われようとも、自分を守るということが何よりも大切なのです。
自分を犠牲にしてまで、周りを助ける必要はありません。

自分が病気になっても誰も得しない

まずは自分が健全であることが第一条件です。
その範囲内であれば、周囲に貢献することはとても大切です。
その範囲を超えると思ったときには、毅然とした態度で断ることが大切なのです。

自分の事は自分で守る。
それは、最も大切な事なのです。
今になってみれば、自分はずいぶんとお人好しだったんだなあと思います。
もうちょっと、危機感を持っていればなあ、と思っています。

サラリーマンをしていると、会社の命令は絶対であり、選択の余地はないと思うかもしれません。
しかし、会社側だって従業員が病気になってしまったり、突然辞めてしまったら、それはそれで損失になります。
健康を損なってまで仕事をするメリットはどこにもありません。
自分も困るし、会社も困るのです。
ですから、出来ないものは出来ないと、はっきりと断ってもいいのです。

会社を選ぶ権利がある

もし、従業員の健康など意に介さない。
「お前の変わりはいくらでもいるんだから。」
などという態度の会社なら、さっさと辞めてしまいましょう。
そんな会社にいても幸せにはなれませんし、そんな会社はいずれ傾いていくでしょう。

私たちには会社を選ぶ権利があります。

これからの時代は、従業員を大切にしない会社は生き残れないでしょう。
人口が減少していく社会です。
人が減るということは、従業員を確保するのも難しくなるということです。
能力があるならなおのこと、自分をもっと大切に扱ってくれる会社に移りましょう。

まずは、自分で自分を守る。
それが基本です。
自己犠牲は何も生みません。
自分を犠牲にしてはいけません。
ノーという勇気を持ちましょう!