講師デビューしました

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

こんにちは!
カウンセラー整体師の渕脇です。

セミナーで講師を務めました

昨日は、セミナー講師として約一時間、講演を行ってきました。
人材派遣会社のアデコ株式会社さんが主催した、システムエンジニア向けのストレスマネジメント講座の講師を務めさせていただきました。

近年、どの業界でもうつ病で休職する人が増えていて、各企業とも、その対策に頭を抱えています。
その中でも、システムエンジニアという職業はストレスによって体調を崩す方が多く、それをいかにして未然に防ぐか、というのは大きな課題の一つです。

この問題については、話したいことが山ほどあるのですが、一度にたくさんのことをお話しても、聴いていただいている方々の記憶に残り実践してもらうことは難しいので、一番大切なところだけを押さえてもらえるようにお話をしました。

社会問題

日本には、残念ながら「過労死」という問題があります。
ほかの国々にもあるとは思いますが、「karoshi」という言葉が世界で使われているように、日本においてはとても身近な問題になっています。

これは、日本の企業文化や教育、国民性なども含めた社会問題としてとらえることが大切だと思います。
つまり、社会全体が、ストレスフルな状況をよしとする、または強要するような空気が蔓延しているということです。

しかし、そんな大上段に構えた話をしたところで、話を聞きに来ていただいた方々のためになるとは思えない。

そんな環境にあるのは重々承知のうえで、じゃあ、自分の身を守るのはどうすればよいのか、という視点で話をさせていただきました。

日本の労働者は、ストレスフルな仕事環境で働いています。
それは、多くの人が、仕事とはそういうもの(ストレスフルなもの)であると認識しているからです。
ですから、自分にも他人にもそれを強いるわけです。
まるで機械のような正確さとスピードと長時間の稼働を人間に強いています。

便利さと安さを過剰なサービスを求めるその心理が、巡り巡って自分にも跳ね返ってきている。

所詮、生身の人間のやることだから、機械のような正確さを求めるのは無理があるし、ある程度の遊びがあってもよいはずなのですが、それを許さない空気を自分たちで作りだして、それが自分の首を絞めているわけです。

ネット環境が充実して、瞬時に情報が拡散する社会において、ますます寛容さが失われてきてると思います。
そういうある種の息苦しさが、人々を心理的に苦しめていると思います。

自分を守るのは自分

そんな社会環境の中で生活している私たち。
それを一気に変えるような魔法はありません。

それを変えていくには、一人一人の個人が、まずは自分を守るにはどうすればよいかを考えることから始めなければいけないと思います。

結局、自分の健康は自分で守るしかありません。
まずはそこが基本です。

自分のことは自分で守る。
その決意をすることが、すべてのスタートになります。

上司の責任や会社の責任を問うても、組織が動き出すには時間がかかります。
他人を動かすのは、本当に難しい。

他人と過去は変えられないといいます。
自分を変えるほうがよっぽど易しいのです。

地道に活動していきます

今の日本のような、生きづらい、ギスギスとした社会の空気を変えていきたいと思います。
でも、一気には変えられない。

私のできることなど、たかが知れています。

でも、地道な活動を通して、少しずつでもこの問題を意識する人が増えればよいなあと思っています。

今後もこれを皮切りにして、いろいろなところでお話をしていきたいと考えています。

自分をストレスから守る方法を聴きたいという方は、ぜひ、ご連絡をお待ちしております。
呼ばれればどこへでも参ります。

社員のストレスマネジメントに頭を悩ませている方。
きっと、お役に立てると思います。

ぜひ、ご一報ください。