正解を求めない

私たちは、子供のころから学校で教育を受けていいます。
学校ではテストが頻繁に行われます。
テストはもちろん採点され、正解か不正解かを突きつけられます。

これが当たり前になってしまうと、「全ての問題に正解がある。」と思うようになります。

しかし、世の中には正解のない問題もたくさんあります。
「どういう人生を歩むのがいいのか。」
などという問題は、まさに典型です。

にもかかわらず、「私の人生はこれが正解なのだろうか?」
と悩む方も多いのが事実です。
どこかに正解がないものかと探し回っても、自分の事はどこにも書いていないのです。

どこかに正解らしきものがあって、その通りの人生を歩いていても、自分が満足できなければ、他人の人生を歩いているような気分になってきます。
かつての私がそうであったように。

私が育った時代は、高度経済成長期の真っただ中でした。
いい大学に進学して、いい会社に入って、定年まで勤めあげる。
それが良い人生で、「正解」であると、私はそう思っていました。

ところがバブルが崩壊して、多くの企業が倒産して、リストラのあらしが吹き荒れるようになりました。
会社員だからと言って、先行きが不透明な時代になりました。
会社に入れば一生安泰の「正解」が、正解ではなくなったのです。

そのころから、私は他人の人生を歩いているように気分になってきました。
本当に好きな仕事なら良かったのかもしれません。
しかし、正解を意識して、かなりの妥協をして「食うため」にしていた仕事だったので、苦しむ結果になりました。

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その時に、私気が付いたのです。
正解を優先して、自分の「心の声」を無視してきたんだと。
「心の声」を無視し、抑え込み、妥協してきたのです。
その結果、他人の人生を歩いているような感覚にとらわれるようになったのです。

世の中には、正解のない問題もたくさんあるのです。
正解を探すのではなく、自分がどうしたいのかを自分に問うことが大切なのです。

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