課題の分離‐他人の課題を背負い込んではいけない

こんにちは!
カウンセラー整体師の渕脇です。

昨日、とあるクライアントさんがとても喜んでくれたお話をします。

面倒見のいい課長さん

そのクライアントさん、とても真面目で何事にも一生懸命。
後輩や部下の面倒見もいい。

そういう性格なので人望が厚く、半年ほど前に課長に昇進しました。
そのうえ、いきなり沢山の部下がいる大変な職場を任されたのです。

責任感も強いので、いろいろなことを一気に背負い込んでしまって、メンタルをやられて休職に追い込まれます。

一か月の休職期間が終わるころに、私の整体院にやってきました。

それから、だいたい週一回のペースでカウンセリングと整体を受けながら、順調に職場に復帰して行っています。

しかし、休職前と同じことをしていたのでは、必ず再発します。
再発をしないようにするには、自分の仕事に対する向き合い方を変えていかなければいけません。

自分がどうして、休職するまでに追い込まれてしまったのか。
そこを明らかにして修正をしていく必要があるのです。

今は、私のカウンセリングを受けながら自分の問題点を修正しつつ、仕事の量もほとんど休職前の状態に戻ってきています。

課内の人間関係に悩んでいる

昨日は、課内の人間関係の調整に苦慮しているという話をしていました。

AさんとBさんは仕事上でパートナーを組んでいるのに、二人の関係がうまく行っていない。
双方から相談されているが、いろいろアドバイスをしても、お互いに相手の悪いところを指摘して、「でも、だって」を繰り返すだけだと。

「一週間ずっと、そんな愚痴を聞かされ続けて、さすがにキレました。」

誰の課題なのかをハッキリさせる

それで、私は聞いたんですね。
その二人の人間関係の中で、立場上主導権を握らなければいけないのは、Aさん、Bさんどちらですか?と。

そうしたら、Aさんだとおっしゃる。

なるほど、そうすると、その人間関係はAさんが何とかしなければいけない問題ですよね。

アドラー心理学の中に、「課題の分離」という考えがあります。
その課題は誰の課題なのかをはっきりさせるということです。

その課題を放っておいて一番困るのは誰ですか?
ということを考えればわかります。

自分とパートナーの人間関係を円滑にして仕事を進める能力がないと、この先ずっとAさんは困るわけです。
Aさんが自分で解決できるようになるのが、Aさんのためになるのです。

それを、課長であるクライアントさんが背負い込んでしまって、どうにかしなければいけないと追い込まれている。
誰の課題なのか混同しているから、苦しいのではないでしょうか。

Aさんが自分で問題を解決できるような支援は必要だけど、「最終的に問題を解決しなければいけないのはAさんである」というスタンスで当たればよいのです。

そんな話をさせていただきました。

他人の課題を背負い込んではいけない

そうしたら、クライアントさんの顔がパッと明るくなって、
「あー、すごい!それならできます!」
「なんか、少し背中が楽になった気がします!」

「結局、私は今までもそうやって、全部背負い込んできたんでしょうね。
だから辛くなっていたんですね。
みんな自分の課題を自分で解決すればいいんですよね。
すごく気が楽になりました。すっきりしました。」

「きっと、同じような悩みをかかえている人が多いと思います。
今度、管理職研修会があるので、この話をしてみます!」

こんな感じで、とても喜んでもらえてよかったです。

課題を克服して成長していく

何か問題を抱えた時というのは、学びのチャンスです。
でもそれを、他の人が解決してしまったのでは、せっかくの学びのチャンスが失われてしまいます。

子どもの宿題を親がやってしまっては、子どもためにはならないのと一緒です。

それは誰の課題なのか。
自分の課題は何なのか。

それを明確にするということは、とても大切なことなのです。

課長であるクライアントさんの課題は、AさんとBさんの人間関係を調整することではなくて、Aさんが自分でこの課題を乗り越えられるように支援をすることなのです。

そこが明確になれば、やらなければいけないことが見えてきます。

これをお読みのあなた。
一度冷静になって考えてみてください。

それは誰の課題ですか?
あなたの課題なのでしょうか?

あなたの課題はなんですか?