過去に縛られるか経験を活かすか

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こんにちは!
カウンセラー整体師の渕脇です。

過去が重くなる

人間、生きていると、いろいろな経験を積んでいきます。
その経験の中には、もちろん楽しいことも、うまく行った成功体験もありますが、辛かったことや、失敗したこと、恥をかいたこともあるでしょう。

歳を重ねていくと、そういう経験が沢山重なって、その人の考え方や生き方を左右してい生きます。

中には、その過去が重すぎて身動きができなる人がいる一方で、経験値を積み上げて、それを人生の糧として生きていく人がいます。

前者は、歳を重ねるごとに、生きづらくなっていきます。
柔軟性を欠いていき、自由度を欠き、頑なになっていきます。

後者は、歳を重ねるごとに、知恵を重ね、柔軟性を増し、安定的にしなやかに生きていくようになります。

過去に縛られる人、過去を活かし糧とする人。

その違いはどこから来るのだろう。
そんなことを考えてみたいと思います。

経験に縛られる人

人は、一つの経験から、何かを学び取ります。
同じ経験をしても、何を学ぶか、何を考えるかは人によって違います。
また、その経験をどのように生かしていくか、その生かし方も人によって様々です。

何を学び、どう生かすか。
そこが大切なのです。

経験に縛られていく人は、成功体験からは、その経験から学んだ方法が唯一の成功方法であると学びます。
ですから、そのやり方にこだわりを持ってしまいます。

「これが俺のやり方だ。俺はこのやり方でうまく行った。」
という思いが強くなります。

自分の年齢が変わり、時代が変わり、社会が変化していても、その思いを拭い去ることが出来ません。

また、失敗体験からは、失敗したときの辛さを学びます。
もう二度と、こんな思いはしたくないという思いが強くなります。

これはこれで大切なことなのですが、こればかりを学んでしまうと、また同じようなことが起こるのではないかと、不安を感じるようになります。

そして、チャレンジする事が出来なくなっていきます。
夢を見ることをあきらめてしまうのです。
そして、失敗しない人生、無難な人生を送ろうとしてしまいます。

経験に縛られていく人は、数少ない自分の経験がすべてだと思ってしまいます。
それが、この世の中の法則だと思ってしまうのです。

経験を活かす人

経験を生かす。というのはどういうことでしょうか。

その人が経験したことは、その人のだけのもの。
実はそれこそが、その人の強みになるのです。

同じ人生を歩く人は他にはいないのですから、経験そのものがその人の強みになります。
その事実を知っている人が、経験を生かしていく人になれるのです。

経験そのものが強みになるのですから、沢山のことを経験してみるということが大切なのです。
結果が失敗であったとしても、そこから何かを得ることが出来る。
そういうことを知っていれば、失敗することを恐れる必要はありません。

一見、失敗に見える経験が、その人の糧になり、次に生きることがあるのです。
自分の強みを増やすために、失敗を重ねてもいいのです。

結果はどうであれ、チャレンジすれば強みが増えるわけですから、チャレンジしていくことに躊躇はありません。

経験を活かすには

同じ経験をしても、そこから何を学ぶかは人によって違います。
それは、その経験をどのように解釈するか、どのように受け取るかによって変わってきます。

事実は一つでも、解釈の仕方、受け止め方はたくさんあります。

どのように解釈をすれば、その経験が次に活きるか。
そのことを考えて、意識的に解釈の仕方を変えればよいのです。

もう少し具体的に書けば、その出来事のポジティブな側面を見つけ出すということです。
常に、そのような受け止め方をすることを意識的に行うかどうか。

それが出来れば、どんな経験も次に生かすことが出来るようになります。

これからどう生きますか

さて、これをお読みのあなたは、これからどんな人生を歩むのでしょうか?
どんな歳の取り方をするのでしょうか?

どうせなら、自分の経験を次に活かせる人になって、しなやかに生きていけるようになりたいですよね。

そのためには、柔軟な視点を持ち、ポジティブな解釈が出来るようになる必要があります。

まずは、これまで経験してきた出来事を振り返ってみて、その解釈をポジティブに変えてみることをお勧めします。

練習だと思ってやってみてください。

自分の人生も悪くないなあ、と思えるようになりますよ。。