ストレスは悪なのか?

こんにちは!
カウンセラー整体師の渕脇です。

丁度よいところ

私は整体の道に入って18年目です。
この間、人間の健康について、ずっと考えてきました。

その私には、一つの確信があります。
それは、何ごとにも「ちょうどよいところ」というのがあるということ。

たとえば運動。
まったく運動をしないのは不健康ですが、やりすぎもまた身体を壊してしまいます。

たとえば睡眠。
睡眠不足は健康の大敵ですが、寝すぎもまた身体には良くない。

たとえば食事。
食べ過ぎは生活習慣病を引き起こしますが、食べなさすぎは栄養失調になります。

何ごとにも丁度よいというところがある。
いい塩梅という所があるのです。

ストレスも必要

これは、ストレスについても言えます。
ストレスというと、悪者のように思っているかもしれませんが、ストレスが全くない状態というのも、カラダにはとてもよろしくないのです。

ストレスは、別の言い方をすれば「刺激」です。
刺激のない生活を想像してみてください。
それはそれで、人間がダメになりそうですよね。

人間とは不思議なもので、刺激のない生活は退屈で、その退屈さがまたストレスになります。

健康的な生活というのは、適度なストレスがある状態なのです。

自律神経のバランス

自律神経は、交感神経と副交感神経で構成されています。

交感神経は緊張の神経です。
すなわち、ストレスがかかったときに、それに対処する時に働くものです。

これに対して、副交感神経はリラックスの神経です。
ストレスが無い状態、すなわち、休息しているときに働くものです。

健康的な生活というのは、交感神経と副交感神経のバランスが良い状態を保つこと。
どちらか一方に偏ってしまっては、健康を維持することは出来ません。

ですから、適度に交感神経を刺激するような状態が無ければ、人は健康を保つことは出来ないのです。

そう考えると、ストレス自体が悪とは言い切れないのです。
適量のストレスは、カラダにとって必要なのです。

問題は、過度なストレスです。
ストレスが過剰になると、健康を損ないます。

人生山あり谷あり

人生にはいろいろなことが起こります。
決して楽しい事ばかりではありませんよね。

辛いことがあるのが当たり前。
失敗や挫折があるのが当たり前です。

それを乗り越えていくとき、いろいろな学びや気づきを得ることが出来るのです。
そうして、良い人生を築き上げていくのです。

まったく問題のない人生なんて、味気ないものなのではないでしょうか。

いま、辛い状況にあるという方は、それは学びの時であり、成長するチャンスだととらえてみてはいかがでしょうか。

そこをどう乗り切るか。
その問題にどう対処するかを必死で考える時、人は成長するのです。

そう考えると、辛い時というのも必要なのです。

丁度よいところというのが難しい

じゃあ、ちょうどよいというのはどの程度なのですか?

そんな質問が聞こえてきそうです。

仕事がら、運動を勧めることが多いのですが、どの程度運動すればいいのかとよく聞かれます。

実は、この質問が一番答えづらいのです。
それは、人によって違うし、その日の体調によっても違うからです。

これがストレスの問題になると、もっと答えづらくなります。

なぜなら、そのストレスの種類や、その人のものの見方、受け止め方、解釈によって全然違うからです。

一般論では答えられない問題なので、個人的にじっくりとお話を聴かせていただかなければいけません。

不特定多数に発信するブログや本では書けないこところです。
その人の内面に迫らなければ、アドバイスなどできるはずがありません。

丁度よいところを探るには

丁度よいところを探るには、試行錯誤を繰り返すしかありません。
試行錯誤を繰り返すには、フィードバックが不可欠です。

フィードバックは自分との対話です。
自分のココロと、自分のカラダと対話することです。

ここを無視して突っ走っていると、やがて健康を損ないます。

健康を損なっている人は、自分のココロとカラダのサインを無視している、見て見ぬふりをしている、抑え込んでいる人たちです。

自分に向き合い、丁度よいところを探し続ける、バランスを取り続けることが、健康的で充実した人生を送るための唯一の方法と言えるでしょう。

さて、あなたは、自分との対話をしていますか。
自分を押し殺していませんか。

ストレス自体が悪いのではありません。
自分と対話しない、サインを無視するのが良くないのです。