夢を追いかける人が社会を変える

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こんにちは!
BBトレーナーの渕脇です。

仕事は苦しいものなのか

世の中の一般的な感覚として、
「仕事は苦しいもの」
というイメージがあるように思うのですが、
これは、私だけの感覚でしょうか。

「仕事」というものに対してどのようなイメージを持っているのか、ということは、きわめて個人的なものだとは思います。

仕事をしたことのない子どもたちには、周りの大人たちの価値観が刷り込まれていきます。
仕事とは苦しいものであると考えている大人が多いと、子どもたちもそう思ってしまう。
その子たちが大人になった時、ますます、そう思う大人が増えることになります。
この現状は、この国の社会にとって、喜ばしい事ではありませんよね。

仕事はもちろんのこと、生活をするためにしなければいけないことではあります。
仕事をしなければ、生活していくのに必要なものを手に入れることが出来ません。

しかし、一方で、承認欲求を満たしてくれるものであったり、自己実現を満たしてくれるものでもあるわけです。

人は、社会に認めれられること、自分の価値を認められることで幸せを感じるものです。
自分の価値を認めてもらった対価として収入を得られるという側面があります。

仕事とは何なのか。
それをどうとらえるか。
その価値観はその人の人生に大きな影響を及ぼします。

社会貢献としての仕事

松下幸之助さんは、利益というのは社会貢献に対する報酬である、と言っています。
仕事とは社会貢献です。
それに対して、お給料をいただいて、それで生活ができる。

社会に対して貢献をする。
それは、社会から認めてもらうこと。

どのような形で貢献するか。
あるいはしたいか。
それは、自己実現につながるのです。

こう考えることで、人生においてどのような仕事をするか、という問題は、とても重要であると言えるのです。

仕事は苦役ではない

仕事は単なる苦役ではありません。
自分の持っている能力を生かして、社会に貢献ことなのです。

そして、自分が必要とされている場所がある。
自分が社会に対して貢献できている。
役に立っていると実感できる。
それを喜びとして感じられる。

これが、仕事の本来の姿ではないでしょうか。

仕事を、生活するために課せられた苦役である、と捉えると、何とも暗澹たる気持ちになります。
気が重い。
苦しいのが当たり前、辛いの当たり前、だって苦役なのですから。

もちろん、どうとらえるかは、その個人の勝手です。
でも、どうせ仕事をしなければいけないのであれば、自分の気持ちが良いように解釈したいものです。

メンタル疾患を防ぐ

うつ病をはじめとするメンタル疾患を発症する人が増えています。

長引く不況や、先行きの不安から、「自己実現などと夢のようなことは言っていられない。なんでもいいから、苦しくても仕事はしなければ。」と考える人が増えているのではないかと思います。
そいう人が増えていることが、メンタル疾患の増加につながっていると思います。

しかし、どんな時代でも、仕事に楽しみを見出す人は沢山います。
仕事を通して、自己実現を目指す人は沢山います。

将来に対して希望を持っていることは、メンタル疾患を防ぐうえでとても大切なことです。

人は、将来の光を見失ったとき、絶望したときに心を病みます。
仕事は単なる苦役であると考えていると、人生には苦しみだけがあるような気分になってきます。

仕事が自己実現の手段の一つであると考えることが出来れば、仕事は苦役ではなくなります。
そうすることで、人生に一筋の光が差してくることでしょう。

自己実現を目指す人を増やしたい

この国からメンタル疾患を減らすには、仕事を通して自己実現を目指す人を増やすことが大切であると、私は考えています。

それには、子どものころから、そういう感覚を育んていくことが大切ではないでしょうか。

何もわざわざ、人生は苦しものであるとか、仕事とは厳しいものであるとか、そういうイメージを植え付けなくてもいいのではないかと、私は思っています。

もちろん、すでに大人になってしまった人たちにしても、今から自己実現を目指してほしいと思います。

思い立ったが吉日です。

私の好きな言葉に、「残りの人生の中で、今日が一番若い日」というのがあります。
スタートを切るのに、遅すぎるなんてことはありません。

自分が何歳まで生きるかなんてわからない。
人生が、あとどれくらい残っているかなんてわからない。

先のことを考えても仕方がありません。
とにかく、やってみたいことがあったら、今日からやってみることをお勧めします。

まずは自分から、自己実現を目指してスタートしてみませんか。
そういう人が増えることが、希望あふれる社会をつくっていくのだと思います。