自分を裏切ってはいけない

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おはようございます!
BBトレーナーの渕脇です。

人が、うつ病とか抑うつ状態になる原因には、様々なのものがあります。
もちろん、単純に過労ということもあるでしょう。

その場合は、しっかりと休養をして、コンディショニングに気を遣うようになれば、その後は問題なく過ごせるようになります。

ところが、その仕事をやること自体が、自分を裏切っているような場合には、それだけでは真の治癒とに向かうことは無いでしょう。

自分を裏切らないようになるしかない

もっと他にやりたいことがあるのに我慢しているとか、自分の思想信条には合わない仕事をしているとか、それが苦しくて仕方がない場合には、その仕事に復帰することは、そう簡単ではありません。

むしろ、自分を裏切らない生き方とは、どういうものなのかを追及していくことが、真に幸せになるということなのです。

自分を裏切り続けた結果が、うつ病につながっているのであれば、裏切らなくなることが真の治癒につながるということです。

そこを修正していかない限り、薬を飲んでも、休養しても、リワークプログラムに参加しても、元の状態に戻ることは出来ません。

自分を責めてはいけない

どこかの誰が、例えば、親とか友人とか、実体のない世間とか、に吹き込まれた人生の正解とか、常識に従って生きていると、いつの間にか自分を裏切っていることがあります。

にもかかわらず、自分が未熟だからだとか、いつまでも夢のようなことを言っている自分がダメなんだと、自分を責めてしまって苦しんでいるという場合があります。

自分を裏切っているうえに、自分を責めているのですから、苦しいのは当たり前のことなのです。
そういう状態でもなお、世間のいう正解とか常識に合わせようとしても、苦しみが増すばかりで、そこから逃れることは出来ないでしょう。

薬を飲んでも、何年治療しても治らないのは、自分が自分を裏切っているという状態なのです。

生き方を見直す

こういう場合は、生き方を根本的に見直していく必要があります。
それは、非常に個人的な問題ですし、人生観とか価値観とか、何のために生きているか、といったとても深いテーマについて考える必要があります。

価値観とか人生観は、人それぞれ、十人十色ですから、自分と深く対話をしていくしか方法がありません。

自分を裏切るということは、とても苦しい事なのです。
自分を裏切ってはいけないのです。

自分を裏切るのをやめよう。
やりたいことを追究しようと決めた時に、はじめてこの苦しみから解放されるのです。

もし、自分を裏切って、自分を抑え込んでコントロールしているのであれば、いくら薬を飲んで寝ていても、もし一時的に回復したとしても、生きるのが楽になる事はありません。

そういう場合には、自分の人生を見直す必要があるのです。