ストレスからのレジリエンス(回復性)を引き出すもの

こんにちは!
BBトレーナーの渕脇です。

レジリエンス

心理学の用語に、レジリエンスという言葉があります。
レジリエンスとは、ストレスの影響から回復する力を意味します。

ストレスから様々なダメージを受けても、そこから回復してくる人と、そのままずっとダメージを引きずって、なかなか回復しない人がいます。

どのような人が回復する人(レジリエントな人)なのか、それを示唆する研究結果があります。

カウアイ研究

アメリカの発達心理学者、ワーナーとスミスは、ハワイのカウアイ島で1955年に生まれた698人の子どもを対象に、30年間にわたり追跡調査をしました。

このうち、201名の子どもたちは、貧困、親の教育水準の低さ、不和、アルコール依存、精神障害などの危険因子を持つ環境で育った、「ハイリスク児」でした。

ハイリスク児の約2/3にあたる129名は、10歳時には学習において、行動において問題をかかえ、18歳児には、非行歴、精神障害、10代での妊娠歴を持っていました。

しかし、残りの1/3(72名)には、そのような問題は見られませんでした。

問題を抱えていた子どもたちと、そうでないことも経ちの違いはどこにあったのでしょうか。

その要因は、以下の三つとされています。

1、温和な性格(周囲からの援助を受けやすい)
2、親身になって世話をしてくれる人が最低一人はいた(親代わりの人)
3、学校で少なくとも一人の親友や教師、または教会関係者が親身になってくれた。

さらに、30歳時の調査では、18歳時に問題を抱えていたものの多くが立ち直っていることがわかりました。
立ち直る転機になったのは、結婚、子育て、教会活動、軍隊への入営などの経験により、パートナーや家族、友人、先輩などが支えになっていたことが明らかになりました。

人が人を支える

30年にも渡るこの研究を通して解る事は、レジリエンスには、本人の性格もふくめて、周りの人たちの支援を受けられることが重要であることが分かります。

一時的に問題を抱えることになっても、支えてくれる人との出会いをきっかけに立ち直る人が多いということ。

これはやはり、人は一人では生きていけないということ、改めて示しているように思います。

人には、支えてくれる人が必要なのです。

あなたを支えてくれる人はどこにいますか。
家族ですか、友人ですか、それとも職場にいますか。

人は支え合って生きています。
あなたを支えたいと思っている人は必ずいます。

一人で悩んでいないで、支えてくれている人に思い切って相談してみましょう!
それが、あなたのレジリエンス(回復性)を引き出すのです。

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