根性論はもう古いんじゃない?

こんにちは!
BBトレーナーの渕脇です。

部活の思い出

私は、中学時代はサッカー部、高校時代はラグビー部に所属していました。

当時の部活といえば、根性論が幅を利かせていました。

特に思い出すのは、夏の炎天下での練習にもかかわらず、水を飲むな、と言われていたこと。

水を飲むと余計にだるくなる。
だから飲むなと。

それでも、のどの渇きは我慢できず。
顔を洗い、水を頭からかぶるふりをして飲んでいたを思い出します。

今から考えると、本当に危険なことをしていたものだと思います。
よくあれで、脱水症状にならなかったなあと。

今、そんな指導をしたら大問題ですよね。

根性のある選手が生き残る

当時は、スポーツ界全体も、そういう雰囲気でした。
とにかく厳しい、しごきともいわれるような練習を科して、故障しないでついてくる選手だけが生き残るような世界。

その選手が、本当に実力があるか、才能があるかなんて関係ない。
とにかく、根性があるか、ついて来られるか、それが問題でした。

そのような指導方法では、きっと、有能な才能を持ちながら潰された人もたくさんいたのではないかと思います。

科学的トレーニングが導入された

しかし、世界に通用するスポーツ選手を輩出するために、国が力を入れ始めました。

2000年代に入って、国立スポーツ科学センターを設立して、科学的なトレーニングを重視し、有能なスポーツ選手育成に乗り出したのです。

これを受けて、科学的トレーニングが急速に広まり始め、その結果、世界で通用するスポーツ選手が、数多く排出されるようになりました。

もちろん、いまでも、根性論で指導する指導者がいないわけではありません。
しかし、スポーツ界では、科学的トレーニングが主流になっています。

すでに、根性論は過去の遺物となりました。

産業界ではどうなのか

しかし残念なことに、産業界ではいまだに根性論がまかり通っています。
残業の多さを誇る、徹夜の多さを誇るような風潮がまだまだ一部にみられます。

あいつは、何日も徹夜してすごい。
毎日、終電近くまで働いて、睡眠時間4時間で頑張り続けるなんてすごい。

もちろん、あからさまにこんなことを言う人は少なくなったものの、そういう価値観がどこかに流れている。
そういう企業文化を変えられない会社も数多く存在するのではないでしょうか。

しかし、それは昭和の遺物なのです。
もう古いんですよ。

周りが見えなくなる

しかし、企業という組織に属すると、その企業内の「常識」がその人の常識になり、一般的なものの見方が出来なくなってしまいます。

それが当たり前になってしまって、周りが見えなくなるのですね。

さらに、長時間労働をしていますから、企業の外の世界と触れ合うことが出来なくなってしまいます。
すると、ますます、自分の企業内の価値観しかわからなくなっていくのです。

ですから、自分の企業文化がもう古いんだということに気が付かないのです。

時代に取り残される

しかし、現代は変化の激しい時代です。
そんなことをしていたのでは、時代に取り残されてしまいます。

仕事を早く切り上げて、企業の外の世界を感じる必要があるのです。

それが、自分を成長させるためには必要なことなのですが、企業自身が変化を感じられるようになるためにも、必要なことなのです。

もちろん、従業員の健康という問題もあります。
従業員が健康を損なえば、いい仕事は出来ませんし、病気になれば、突然戦力を失うことになります。
それは、企業経営においてもリスクになります。

今の時代、従業員の長時間労働に支えられているような経営状態は、様々なリスクを抱えているということに気が付かなければいけないのではないでしょうか?

従業員の健康を守る。
従業員に時代の変化を感じるための時間を与える。

これは、今後の企業運営において、とても大切なことになるのです。

いつまでも、昭和の遺物である根性論にしがみついている場合ではありません。

根性論から脱却しよう

スポーツ界では根性論は過去の遺物となりました。
産業界も、そこから脱却していく会社が増えています。

いまだに、長時間労働が頑張っている証、なんてもう古い。
それがリスクになる。

そういう価値観をどんどん広げていく必要があるのではないでしょうか。

そろそろ、産業界も根性論から脱却しなければけないのです。

従業員の健康、従業員の幸せが企業を強くする。

そういう発想の会社を増やしていきたいですね。