自分のためには動けなくても他人のためになら動ける理由

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こんにちは!
BBトレーナーの渕脇です。

私の疑問

長い間整体師として働いてきて、ずっと疑問に思っていたことがあったんです。

それは、
「人はなぜ、愛犬のために散歩に行くことが出来るのに、自分のためには行けないのか?」
ということ。

犬を飼うと、あるいは、ペットを飼うと、そのペットの健康のことを考えます。
それで、散歩に連れて行ったりするんですよね。

でも、自分のためには行かない。
というか、行けない。

人間だって動物なんだから、ちゃんと栄養を取って、しっかり運動をして、しっかりと休むことが大切だし、そんなのみんな知っているはず。

どうしたら健康になれるかなんて、すでにもう、みんな知っているんですよ。

でも、「自分のため」となると出来ない人が沢山います。
これ、おかしくないですか?

ずっと、なんでだろうなあ、と思っていたんです。

他にも、「他人(家族)のためにならちゃんとした食事を提供する人が、自分一人のためには手抜きをする」とか、「医者の不養生」などというのも同じかもしれません。

自分のためだとパワーが湧いてこない

先日、与えるマインドの本当の意味について書きました。
【幸せな気分の理由】

この、与えるマインドがストンと腑に落ちてから、私は多くの人のために役に立ちたいという気持ちがむくむくと湧いてきました。

これまでは、どちらかというと、自分のために商売をしていたように思います。

「自分のため」というマインドだと、実はあんまりパワーが湧いてこない。

正直に告白すると、
「まあ、生活できるだけでいいや。それ以上に忙しくなるのは嫌だなあ。」
という気持ちになるのです。

私は、あまり欲がないのかもしれません。
何か欲しいものがあるか?と聞かれても、とっさに思いつかないし。

むしろ、家でゴロゴロしながら本でも読んでいるような時間が欲しい(笑

だから、暇な整体院ぐらいがちょうどいい。
なんて思っていたんですね。

どこかでそんな風に思っているものだから、当然、商売に熱が入らないわけです。
しかも、損をしたくないと思っているので、積極的に広告を打ったり、宣伝活動にお金を投入するということに躊躇するわけです。

ただ、整体の技術とか、健康情報とかには興味があるから、いろいろ調べたり、実践していくのは大好きなのでそれは苦にならないんですけど、こと、商売に関してはのんびりとやっていたわけです。

「まあ、これくらいでいいか。」

ということになってしまうわけです。

自分が儲けるために頑張る、というのが、欲がない私のような人間には、動機として弱いわけです。

だから動けなかったんですね。

誰かのためになら動ける

そんな私ですが、本物の「与えるマインド」がわかってからは、行動するパワーが湧いてくる感じがしています。

自分の欲のためにであれば、「まあ、そこまでしなくても。。」で終わってしまうところを、誰かのために、ということであれば、なんだろう、かっこよく言うと、社会的使命みたいな、そいうことであれば動けるような気がします。

自分のためではなくて、他人のために、ということになると、パワーが出る。
そういう心理になる。

それを実感しています。

だから、自分のためにはできなくても、愛犬のためになら散歩に行けたり、子どもためならしっかりとした食事を提供できたりするのです。

つまり、「与えるマインド」が人を動かしていたのです。
与えるマインド、恐るべしです。

誰かのためになら動ける

誰かの笑顔のために、誰かの幸せのために役に立ちたい。
それでもって、役に立っているという実感を感じて、いい気持になりたい。

そういう動機って強いんだなあ、と実感しています。

人間が社会的動物と言われる訳は、こんなところにもあるのかもしれないですね。

まあ、とにかく、しつこいですが、与えるマインド、素晴らしいです。

そんな素晴らしい「与えるマインド」の本当の感覚を教えてくれた素晴らしい本があります。
この本を読んで、「本物の与えるマインド」が腑に落ちたのです。
ぜひ、読んでみてください。
いい本です。