不安にどう対処すればいいのか

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こんにちは。
BBトレーナーの渕脇です。

不安は生き延びるために必要な能力

昨日のブログにも書いたんですけど、
私たちの祖先は、ひ弱な体を持ちながらも、厳しい生存競争を勝ち抜いてきました。

どうしてひ弱な私たちが生き延びたのか。
もちろんたくさんの要因が重なったんだろうと思うのですが、そのうちの一つに、臆病だったからではないかと私は考えます。

臆病ということは、危険を素早く察知する能力があるということです。
すなわち、不安を感じる能力があった。ということではないかと。

猛獣に捕食される恐怖、飢え死にする恐怖、さらには、群れからはぐれる恐怖。

集団で行動して、身を守っていた私たちにとって、集団から見捨てられるということは、死を意味したのかもしれません。

不安を感じるということは、危険を事前に察知するということです。
これは、生きていくためには必要な能力なのです。

現代人は余計な不安をあおられている

しかし、現代は情報化社会です。
テレビやネットでは、連日いろいろな情報が垂れ流されています。
情報化が進んでいなければ、目にしないような悲惨な事件が目に飛び込んできます。

自分の身に起こる確率が非常に低いにもかかわらず、センセーショナルなニュースが連日報道されると、この世は危険に満ちあふれているような錯覚に陥ります。

もしこれほどまでに情報化社会でなければ、自分の身の回りに起こる事しか知りえないわけです。

遠くの町で起こった悲惨な強盗事件も、知らない人が交通事故で亡くなったことも、どこかの幼い子どもた誘拐されたことも知らずに過ごすことでしょう。

そして、そいうことが自分の身の上に起こるかもしれないという不安を抱くことはないでしょう。

情報化社会は、不安をあおられる社会でもあります。

その不安に振り回されてしまうのもどうかと思います。
想像力が豊かな人ほど、その不安に振り回されてしまいます。

不安について具体的に考えてみる

不安に振り回されないようにするには、その不安が自分の身の上に起こる確率はどれくらいのものなのかを考えてみると良いと思います。

起こる確率が非常に低い場合は、さほど心配する必要もないでしょう。
ある程度の高い確率で起こると考えられるときは、その対策を講じておく必要があるでしょう。

つまり、その不安について具体的に考えてみるということが大切なのです。

不安を感じるというのは、生きていくためには必要な能力です。
ただ、やみくもに心配ばかりしていても、良い人生を送ることはできません。

事前に危険を察知する能力なのですから、その危険がどの程度のもので、どの程度の確率で起き、その危機に陥ったらどう対処するのか、どうすればその危険を回避できるのかを、具体的に考えることが大切なのです。

そうすることによって、不安をよりよく生きるための能力として利用することができるのです。

さて、あなたの不安は何ですか?
どの程度の確率で起きますか?
どうすれば回避できますか?
もしそうなったらどう対処しますか?

一度、具体的に考えてみることをお勧めします。

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