そんなに食べていないのに太ってしまうと思っている方へ

私は整体師なので、腰痛やひざの痛みで困っている方とお話をする機会が沢山あります。
身体が重いと、腰やひざにかかる負担は大きくなります。

この方は体重を落としたほうが良いなあ、と思われる方にはそういうお話をするのですが、そういう人の中には、

「そんなに食べていないんですけど。。」

とおっしゃる方が結構いらっしゃいます。

この気持ちはよく理解できます。
私も太っていた頃によくそう思っていましたから。

「そんなに食べていない。」

というのは、いったい何を基準にしてそう思っているかが大切なのです。
基準が明確になっていないのに、ただなんとなく思っているだけ、ということが多いのです。

では、こういう方が、何を基準に「食べていない」と判断しているのでしょうか?
私が考えるところ、以下のような基準があると思われます。

1、若いころ(以前)よりは食べなくなった。

若いころは活動量も多く、基礎代謝量も高いので、たくさん食べても太りにくいのは事実です。
しかし、歳を重ねるごとに、活動量は目に見えて低下して、基礎代謝も下がってきます。
若いころの自分と比較するのは意味がありませんね。

2、ほかの誰かと比べると食べていない。

身近にいる誰かの方が、私より食べているのに私ほど太っていない。
あの人よりは食べていないのに。。。と思っている。
人それぞれ体質が違います。生活強度が違います。身長も違います。
ほかの誰かと比較することに意味はありません。

3、世間一般的な食事のイメージよりは少ないと思う。

世間一般的なイメージと比較しているケースは多いと思いますが、全く根拠がありません。
そのイメージはどこから形成されたのでしょうか。
テレビドラマの食事のシーンとか、グルメ番組のイメージなどから作られたイメージではありませんか?
そういうものから作られたイメージに根拠はありません。

4、外食のランチや定食の量よりは食べていない。

外食産業というのは、量を多めに出すのが普通です。
商売でやっているので、お客様の印象に残って、また来てもらう必要があるのです。
お客様の印象に残るには、味付けを濃くすることと、量を多くすることが簡単な方法です。
そんな事情から、外食は量が多いのが普通なのです。

5、無意識のうちに食べているものが多い。

食後のデザートが習慣化している。
テレビを見ながらお菓子をつまむ。
子供が残したものを食べてしまう。
手持無沙汰だと何かを口に入れてしまう。
カフェラテやジュースなど甘い飲み物を飲むことが多い。
晩酌をしながらだらだと長時間食べている。

このように、無意識のうちに食べているものが多いと、
知らず知らずのうちにかなりのエネルギーを摂取している可能性があります。

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いかがでしょうか、思い当たることはありますか?

現実問題として太っているのは事実なのですから、自分が必要とするエネルギー以上に摂取していることは明白です。
こういう方こそ、自分の摂取カロリーを計算してみればよいと思います。
そうすれば、自分が普段どれくらいのカロリーを摂取しているかが感覚ではなくて、数値で把握することが出来ます。

比較するべき基準は、自分の中にあるという事です。
自分が必要としているエネルギーが基準なのです。

それを明確に意識するところがスタートラインなのです。