食事を残す勇気を持つ

多くの人は、「食事は残さず食べなさい。」と言われて育ちます。
私もそう言われて育ちましたし、子供に対してもそう言ってしまいます。

食べ物を粗末に扱うな。
お百姓さんが汗をかいて作ってくれたものなんだ。
命をいただいているんだ。
世界には食べられなくて苦しんでいる人がいるんだ。
だから、食べ物を捨てるなんてもったいないことをするな。

こう言われて育った多くの人は、出されたものは全部食べること正しいと思っています。
残すことは良くない事であると、刷り込まれているのです。

食べ物を粗末に扱ってはいけない。

この感覚はとても大切だと思います。
それはそれで大事にしなければいけません。

しかし、ここでよく考えなければいけません。
食事を残すことは、粗末に扱う事と同義なのでしょうか?
むしろ、必要以上の食べ物を無理に口の中に押し込むことの方が、粗末にしていると思うのですがいかがでしょうか?

まず考えなければいけないのは、必要以上の食べ物を買わないことです。
自分が必要とするだけの量を把握して、それ以上を買わなければいよいのです。

それでも多すぎる量を用意してしまうことはあるでしょう。
そうしたら、無理やり食べずに次の食事に回せばよいのです。
子供の食べ残しなども、次に回すことを考えましょう。

外食やパーティーなどでは食べきれないほどの量が出てくることがあります。
そういう時は、持ち帰ることを検討しましょう。
それが出来ない場合は、その時は仕方がありません。

残すことが悪いのではありません、捨てることが悪いのです。
必要以上の食べ物を口に入れてしまうという方法を取らずに、捨てる量を減らすにはどうすればよいかを考えればいいのです。

どうしても残ってしまったら、それは諦めて捨てる方が賢明です。
ゴミ箱に直行するか、自分の身体の脂肪にするか。
どちらにしても必要のないものであることに変わりはありません。

自分の身体の脂肪にしてしまっては、自分が生活習慣病になってしまうというリスクを抱えます。
言い方を変えれば、自分の身体を蝕む毒となるのです。
それこそ、食べ物を粗末に扱っていることになるのではないでしょうか?

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食べ物を捨てることは確かに良くないことだと思います。
日本では廃棄する食べ物がとても多いことが問題になっていますね。
それこそ、世界には飢えている人が沢山いるというのに。

捨てる量を減らすには、それを買う前に控えることが大切なのです。

「足りないのではないか?」という恐怖が、多めに買わせてしまう原因になっているのです。
「足りないよりは余るほうが良い。」と思っているから、多めに買ってしまう。
「足りないかも?」という恐怖は、空腹に対する恐怖なのです。
空腹と仲良くなれると、買い過ぎの問題も解消できるようなると思います。

必要以上に買わない。
食べ物を残したら次に回す。
それでもだめなら捨てる。

そういう勇気を持つことが、自分の健康を守るのです。