「ゆっくり食べる」とは味わいながら食べること

私はとても食べるのが早いです。
これは子供のころから癖なのです。
食べるのが早い人は太りやすい傾向にあります。

これは、食べ物を口に入れてから、身体が反応するまでに時間差があるのが原因です。
食事をしてから、お腹が満足するまでに時間差があるために、食べるのが早いとその間に余計な量を食べてしまうことになるのです。
早食いの人が太るのはそのためです。

私が提唱するダイエットは、

1、目標体重を決める。
2、その体重に必要な、推定エネルギー必要量を算出する。
3、その値を食事ごとに分配して、カロリー予算を組む。
4、バランスを考えながら予算内で食事をする。
(詳細は「私が提唱するダイエットはこんなにシンプル」を参照してください。)

という手順なのですが、このカロリー予算に収まる食事を見て、おそらく最初はその少なさに驚くと思います。

「なんだ、これだけしか食べられないのか。。」

その少ない量を目の前にした時、自然な反応としてこんなふうに思うのではないでしょうか。

「これだけしか食べられないのなら、出来るだけゆっくり味わって食べよう。」

そうして、その少ない量の食事でいかに満足感を得るか、いかに楽しむかを工夫するようになります。
そして、自分の食事が愛おしく、大切なものであることがわかります。
こうなることが、このダイエットの神髄です。

何を、どんな組み合わせで、どんな順番で、どんな食べ物を食べたらいいのか。
食に対して自然と興味が湧いてきます。
栄養素、カロリー、自分が必要な栄養とは何か。
美味しく食べて、満足感を得るにはどうしたらよいのか。

今まで無頓着だった「食べる」という行為と、真剣に向き合うようになってきます。

早食いとは、要するに、良く味わっていないという事なのです。
とにかく食事を詰め込んでいるだけなのです。
テレビを見ながら、仕事をしながら、というのも味わっていないのと同じです。

こうやって工夫を繰り返しているうちに、やがて自分なりの食べ方が定着していきます。
するとどうでしょう。
最初は、「これだけか」と思っていた量で満足感が得られるようになって来ます。

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良くあるダイエット指南書などでは、「30回噛みましょう」などと表面的なことを書いているのを見かけます。
しかし、そういう回数の問題ではありません。
回数なんてどうでもいいのです。
ゆっくりと時間をかけて味わい、食事が出来ることに感謝して、豊かな気持ちで食べることが大切なのです。

気持ちが豊かになれば、満足感もアップします。
気持ちが満たされるので、お腹も満たされます。
満足感は、お腹だけで感じるものではないのです。