炭水化物を主食の座から引きずりおろせ!

「さて、今日はランチは何を食べようかな?」

そう思った時に、無意識のうちに、「今日などんな炭水化物を食べようかな」って思っていませんか?

和食(ご飯)、丼物(ご飯)、ラーメン(麺)、うどん(麺)、パスタ(麺)カレー(ご飯またはナン)、サンドイッチ(パン)などが頭に浮かびます。
これ、全部炭水化物です。

さらに、ラーメン屋さんに行くと、ご飯を無料で付けてくれるので頼んでみたり、半チャーハンとのセットを頼んだり。
うどん屋さんは、天ぷらうどんとおにぎりのセットを食べたりしませんか?

私たちは無意識に、食事≒炭水化物を摂る事、と思っているのです。

日本には「主食」という言葉があります。
日本人にとって、主食と言えば米であり、米を食べるためにおかずがある。
おかずはあくまでも、米の引き立て役である。という感覚があります。
米がほかの炭水化物にとって変わられる事が増えてきたとは言え、炭水化物が主食であることには変わりありません。

私は、食事の目的は三つあると思っています。

1、エネルギー補給
2、栄養補給
3、娯楽、癒し

炭水化物は、エネルギー補給としてはかなり優秀だと思います。
もちろん、タンパク質や脂質もエネルギー源なのですが、このことを私たちは忘れています。

栄養補給としての側面から見ると、炭水化物はさほど優秀とは言えないでしょう。
特に現代は、コメや小麦は高度精製されたものばかりになっています。
これらの、高度精製された穀物には、ほとんど栄養がないと言っても過言ではありません。

タンパク質を分解すると、アミノ酸になります。
アミノ酸にはたくさんの種類があるのですが、その中には食事から摂らなければ、自分の身体の中で作り出すことが出来ないものがあります。
これを必須アミノ酸と言います。
脂質を分解すると、沢山の脂肪酸になるのですが、やはり食事から摂らなければいけない必須脂肪酸というのがあります。
つまり、タンパク質と脂質は、どうしても食べなければいけないものなのです。

これに対して、炭水化物は分解され糖分になるのですが、必須糖分というものはありません。
これは、私たちの身体には、糖分を作り出す機能が備わっているからです。
つまり、炭水化物は必ず摂らなければいけない栄養素ではないのです。

私たちは、炭水化物こそ食事の主役「主食」であると思っています。
炭水化物を摂らない食事など、想像できない、ありえない、とすら思っています。
私の中にも、そういう感覚はありますので、よくわかります。

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私は、炭水化物を食べるなというつもりはありません。
ただ、無意識に炭水化物を摂るのが当たり前、と思っているということを、意識化して欲しいと思います。

炭水化物は栄養補給という側面から見れば、主役にはならない、あくまでも脇役なのだ。

このように意識を変えることで、食事の構成が変わってきます。
少なくとも、ラーメンとチャーハン、うどんとおにぎり、という選択はしなくなると思います。
これだけでも、かなり健康に近づけると思います。

ぜひ一度、この問題について考えてみてください。