ダイエットと運動の関係

このブログの過去の記事にも書きましたが、運動をして痩せようと思うのは間違えていると思います。「運動だけで痩せるのは不可能
その理由は、運動をしてもしなくても、結局は食事管理をする必要があるからです。

昨日の記事「まず大物をやっつけよう!」にも書きましたが、まず倒すべき最大の大物は食べ過ぎであって、そこに手を付けなければ、痩せることは難しいでしょう。

さらに食事管理を重要視する理由は、運動には危険を伴うという事です。
体重が重く、運動から遠ざかっている人が、いきなり張り切って運動をするとどこか痛めてしまう可能性があります。
こういう方は、まずは運動できる身体を作るところから始める必要があるのです。

食事制限をしてある程度体重を減らし、なおかつ、筋トレなどで身体を作ってから、運動をすることをお勧めします。

かといって、運動が全く必要がないと言うつもりはありません。
むしろ、健康的で、引き締まった綺麗な身体を作るためには、運動を避けて通ることは出来ないのです。

食事制限だけでダイエットをすると、筋肉も落ちてしまいます。
脂肪だけが都合よく痩せるということは無く、筋肉も痩せてしまうのです。
これでは、健康的な身体を作ることは出来ません。

さらに、運動をすることによって、同じ目標体重でも推定エネルギー必要量を増やすことが出来るので、食事制限の辛さも緩和され、食事のバランスもとりやすくなります。
多少は好きなものも食べることが出来るようになるので、長期間にわたり続けることが楽になります。

【推定エネルギー必要量のおさらい】

推定エネルギー必要量(kcal/日)=
基礎代謝基準値(kcal/kg/日)×体重(kg)×身体活動レベル

基礎代謝基準値≒22
身体活動レベル Ⅰ=1.50 Ⅱ=1.75 Ⅲ=2.00
Ⅰ:生活の大部分が座位で、静的な活動が中心
Ⅱ:座位中心の仕事だが、職場内での移動や立位での作業、接客等、あるいは通勤、買い物、家事、軽いスポーツのいずれかを含む場合。
Ⅲ:移動や立位の多い仕事への従事者。あるいは、スポーツなどの余暇における活動的な運動習慣を持っている場合。

では、どのような運動が良いのでしょうか。

有酸素運動と筋トレのどちらが痩せるか、という議論もありますが、私は両方やるのが良いと思います。両方出来ないなら、どちらか好きな方、やりやすい方で良いと思います。

私たちは研究者ではありませんし、効率を求めているわけでもありません。
一生涯にわたり健康的な身体でいることを目標にしているので、こんな議論は必要ありません。

上に挙げた、推定エネルギー必要量の式をもとに考えると、要するに身体活動レベルを上げれば良いのです。身体活動レベルは、便宜上に3段階に分けていますが、当然のことながら、この間の数値もあるはずです。
それは、個人によっても、日によっても違うわけです。
ですから、身体活動レベルが少しでも上がるような生活を意識すればよいのです。

イメージとしては、「こまめに体を動かす」です。
時間を作って運動することは当然ですが、時間が無くても、ボーっと座っている時間を減らすことを考えればよいのです。

エスカレーターやエレベーターを使わずに階段を使う。
一駅前で降りて歩く。
通勤中は座らない。
車通勤を自転車に変えてみる。
買い物に歩いて出かける。
拭き掃除をしてみる。
休憩時間にちょっとスクワットをしてみる。

などなど、ちょっとした工夫の積み重ねが、痩せやすい体、健康的な身体を作ります。

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さらに、整体師として言わせていただければ、良い姿勢、良い歩き方を身に付けてほしいと思います。
理想的な身体の使い方をすれば、その使い方をするための筋肉が発達します。
健康的な身体を作るには、健康的な身体の使い方をすることが大切なのです。

この件については、いずれ改めて、記事を書きたいと思います。

運動は痩せるためにやるのではなくて、健康的な身体を作るためにやる。

私はそう思っています。