まずは自分の状態を把握することが大切

ダイエットの情報に限らず、全ての情報は、その情報発信者が受け取って欲しいと思っている想定する受け手の人物像があります。世の中には多種多様な人がいて、全ての人に当てはまる情報を発信することなど不可能だからです。

以前、ダイエットセミナー受講者から、こんな質問が出ました。

「水をたくさん飲むと良いという話がある一方で、先日、テレビを見ていたら、どこかのお医者さんが、水を飲み過ぎるのは良くない、と言っていました。どっちが本当の話なのでしょうか?」

この種の疑問って、この水に限らず、いろいろなことに対して感じたことがあると思います。
人によって言う事が全く反対で、どっちが本当なんだろう?と思うことは多いですね。

こういう場合、大切なことは、その情報発信者が「誰に」向かって発信しているか?ということを考えることです。そして、それは自分なのかどうか、そこを意識することです。

水の飲み方の話については、水を飲む量には適量というのがあって、少なすぎても多すぎてもダメだという事です。水をあまり飲まな人には、もっと飲んだほうが良いですよ、という情報が重要になります。水を無理に飲んでいる人に、飲み過ぎるのも良くないんですよ、という情報が重要になります。

前出のテレビに出ていたお医者さんは、無理してがぶがぶ水を飲んでいる人に対して(そういう人を想定して)情報を発信しているのです。

私がこうして、この記事を書いているのも、このセミナー受講者と同じような疑問を持っている人に対して書いています。情報発信者は、必ず受け手を想定しているものなのです。

テレビやネットといった、不特定多数に対して発信された情報と接する際には、その情報が自分に対して発信されたものかどうかを判断して受け取る必要があります。
そのためには、まず、自分の状態をきちんと把握しておくことが重要になります。

生き方や人生観など、自分の人生を左右するほど重要な情報に接するときにも、とても重要なことなのです。

「諦めなければ夢はかなう!」とか、「諦めたらそこで試合終了だ!」という言葉も、若者に向けて発せられた言葉なのか、40代、50代のオジサンに向けられた言葉なのか。
その夢の内容と、その人の能力や状況によっては、さっさと諦めて次に進んだほうが良い場合もあるでしょう。

なんとなく、唯一絶対の真理、究極の答えを探し求めている人が多いようなが気がしますし、そして、そういう人が迷ってるように思います。そういう人は、自分の外側に答えを求めてしまっているのです。

まずは、自分の状態をきちんと把握して、今の自分にとって大切なことは何なのかを考えることが大事なのです。答えは、自分の内側にあることが多いのです。一般論とは別の所に、答えがあるのです。

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ダイエットを考える場合も、まず、自分の状態を把握しましょう。
そして、どこを改善すればよいかを検討するのです。

運動不足で体が弱っている人であれば、運動して体を鍛えることは大切でしょう。
食べ過ぎの人であれば、食べる量を制限することが大切です。

「いったい何が正しいのか」と考えずに、「自分にとって必要なものは何なのか」を考えることが大切なのです。