自分の良い所について考える

昨日の記事「コンディショニングを大切に」に、受験うつと戦う浪人生の話を書きました。
受験というのは、多くの人の人生において、初期のころの経験する試練だと思います。

受験で自分がほしい結果を出すには、苦手個所の克服が大事になってきます。
苦手な科目や、苦手な問題を克服していき、穴を埋めていくことが、合格へ向かう道になります。ですから、どうしても自分が弱いところ、苦手なところに意識を向けることになります。

若い頃というのは出来ないことが多いのが普通です。
まだまだ未熟なので、それが当たり前なのです。
ですから、出来ないところに意識が向くようにできているのです。

さらに、学校のテストや受験などは、満点が決まっていてそれ以上の点数をとることができません。こういう評価方法を「減点法」といいます。
問題ができなければ減点され、減点の少なさを競うことになります。
受験勉強は、減点を少なくするために苦手克服にエネルギーを費やすことになります。
そうなると、自分の苦手なことに意識が集中しやすくなり、人によっては、自分に自信が持てなくなるのです。

逆に自分が得意な分野、興味がある分野においては、時間を費やすことが少なくなります。
既にできていることをさらに磨いても、テストの点数が上がるわけではないからです。

前出の浪人生とも、そういう話になりました。
どうやって効率よく穴(自分の不得意とするところ)を埋めていくかが大事だよね。
という話をしたのです。

でも、将来のある彼には知っておいてほしいことがありました。
それは、社会に出たら、自分の武器(得意とすること、強み)を磨くことの方が大事なんだよ、ということ。
だから、自分の武器は何だろうと、常に意識をしておいてほしいという話をしました。

社会に出れば、人の評価方法は「加点法」になります。
満点なんてない、青天井の評価方法です。
自分の武器は、磨けば磨くほど輝きを増し、評価がどんどん上がっていくのです。
そして、その強みによって仕事を得ることができ、収入も上がっていくのです。

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自分のダメなところ、苦手なところに目が行ってしまうと、得意なところ、強みに気が付かない。こういう状態になると、自分に自信が持てない、自己肯定が出来ない人になってしまいます。自己肯定感が持てない人は、うつ病をはじめとする精神疾患になりやすいのです。

もちろん、自分に足りないことを知っておくことは大切なことだと思います。
しかし、それと同時に、自分の良い所、強みもきちんと知っておくこと、そして、それを磨き続けることの方が大切なのです。
それが意識できていれば、自己肯定感、自信を持つことができるのです。
そうして、幸せな人生を歩くことができるようになるのです。

さて、あなたの得意なこと、武器は何でしょうか?
ダメなところばかり考えていないで、自分の良さについて考えてみませんか。