呼吸を遅くすると意志力が高まる

ダイエットを成功させるにしても、エクササイズを続けるにしても、良い習慣を身に付けるには意志力が必要です。
スタンフォード大学の健康心理学者、ケリー・マクゴニガル氏によると、意志力には「やる力」「やらない力」「望む力」の3つの力があるとのこと。
この3つの力を駆使して、なりたい自分になれるように自己をコントロールしているのです。

この意志力を鍛える方法として瞑想が良いということは、昨日の記事「瞑想で脳を鍛える」にも書きました。

瞑想のほかにも、呼吸を遅くする練習をするとストレスに強くなり、意志力が高まると述べています。

意志力をてきめんに高める方法があります。それは、呼吸のペースを1分間に4回から6回にまでに抑えること。
これだと10秒から15秒でひと呼吸することになるので、ふつうに呼吸するよりもだいぶゆっくりですが、少し辛抱強く練習すればたいていは難しくはありません。

呼吸を遅くすると心拍数が低下して気持ちがリラックスします。
リラックスすると、気持ちに余裕が出てくるので、自己をコントロールしやすくなるのです。

1分間に4回から6回というのは、ふつうの呼吸に比べるとかなりゆっくりです。
たいていの場合、人は息を吸うよりも吐くときのほうが遅くすることが容易なので、ゆっくりと吐くことを意識するとよいでしょう。

人間の生理作用をつかさどる自律神経には2つの神経系があります。
ひとつは、緊急事態に遭遇した時に働く交感神経と、リラックスしているときに働く副交感神経です。
この2つの神経がバランスよく働くことで、人間の生理作用をコントロールしています。

息を吐くときには、2つの自律神経のうち、リラックスの神経である副交感神経が活発に働きます。
長くゆっくりと息を吐くことで、気持ちが落ち着きリラックスできるのです。

ダイエット中に、何かおいしそうなものを目にしてしまった(例えば、雰囲気の良いケーキ屋さんの前を通ってしまった)場合を想像してみてください。
そんなときには、胸がざわつきドキドキしてきませんか?
これは、交感神経が刺激されて心拍数が上昇しているのです。

このような時に、普段ゆっくりと呼吸する練習をしていると、意識的に呼吸を整えてリラックスすることでケーキの誘惑に打ち勝つことができるようになります。

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古今東西、さまざまな健康法がありますが、呼吸を整えることでリラックスをするという方法はたくさんあります。
呼吸法だけでかなりの種類がありますが、その効果が科学的に証明されているということなのです。

呼吸法は、昨日の記事で紹介した瞑想ととても相性が良いですね。
瞑想をしながら呼吸を遅くする練習をすると、意志力が鍛えられて、自己コントロールができるようになります。
瞑想と呼吸、今日から試してみてはいかがですか?