過ぎたるは及ばざるがごとし

いま私は、家内の実家で夏休みを過ごしています。
家内の実家は、長野県の北部に位置する木島平村というところで、農家民宿を経営しています。
といっても、義理の母ももういい歳なので、常連のお客様しかとっていないし、農業も自分で食べる分ぐらいしか作っていません。

ここに来ると、東京ではあまりお目にかかれない珍しい野菜や、美味しいお蕎麦など、身体によさそう食材が沢山に出てきます。
都会育ちの私にとっては採りたての野菜の味は格別で、あまりに美味しいので毎日たくさん食べてしまいます。

普段は小食を心掛けているので、いくら体に良いものでも、食べ過ぎればお腹に負担がかかってきます。
12日の夜から滞在しているので、さすがに少し、お腹が疲れて来たようです。
これでも、朝と昼は抑え気味にしているのですけどね。
それでも、年に何回もないことなので、ありがたく堪能しています。

現代は健康ブームで、身体にいいとされる食べ物の情報が溢れています。
スーパーフードなどと呼ばれてもてはやされています。

しかし、いくら身体によいからと言っても、あれもこれもと取り入れて、結局食べ過ぎていたのでは本末転倒です。
食べ過ぎて逆効果になっていたのでは、元も子もありません。
過ぎたるは及ばざるがごとしなのです。

商売としてモノを売る側からすれば、とにかくたくさん買ってほしいと思います。
あの手この手で、購買意欲をかきたてる工夫をします。
スーパーフードなどと言う命名も、その工夫の一環です。
珍しいものなら少々高くても売れるからです。

しかし、自分の健康を守るためには、自分にとっての適量はどれくらいなのかを、常に考えておかなければいけません。
本当に、その食べ物を食べることで健康になれるのか。
それは、全体の量とバランスが大切なのであって、その食べ物を食べるかどうか、という単純な話ではありません。

逆にいうと、これさえ食べれば健康になれる、というものは存在しないということになります。

これはスーパーフードに限ったことではありません。
薬やサプリメントにおいても、同じことがいえると思います。

全体を考えずに、スーパーフード、サプリメント、薬を摂取しても健康を作り出すことは難しいでしょう。
これらの食材は、普段の不摂生の免罪符にはなりません。

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まずは全体を考えること。
そして、足りないものを補い、余計なものを削ることが大切なのです。

長野に来て、身体によいものを食べ過ぎて、少々お腹が疲れてきたので、こんな記事を書いてみました。

私は今日、家族と別れて一足先に東京に戻ります。
明日からはまた普段の生活です。
普段の生活が一番身体には負担になりませんね。
そのことを実感しています。