練習相手を選ぶ

昨日、お客様からとても興味深い話を聞きました。

その方は50代の男性で、会社を経営しています。
趣味としてソフトテニスに打ち込んでいて、その実力は東京都では上位ですが、やはり全国にいくとなかなか勝てない、というくらいです。
毎週、土日はテニスに明け暮れています。
心身のメンテナンスのために、昨年から週一回、私の整体を受けてくれています。

その方が、先日、とある合宿に参加したそうです。
その合宿には、たまたま、全日本で優勝してしまうような実力者が3人ほど参加していて、アドバイスを受ける機会を得たとのこと。
一緒に練習して感じたことは、ショットの正確さ、スタミナ、球の伸びが全然違ったと。

そのことを実際に体感出来たことも大きかったようですが、そのお客様が一番感心していたことは他にありました。
彼は、こんなことを話していました。

そのレベルの人たちって、練習に呼ばれれば、かなり遠くても出かけていくんですよね。
要は、自分のレベルにあった練習相手を求めてどこまででも行くって感じなんですよ。
練習にならない相手といくらやっても自分のためにならない。
そう考えているようです。
「東京だったら実力者がいっぱいいますよね。そういう人達と練習すればいいんですよ。何だったら、紹介しますよ。」
と、言われてしまいました。

私が整体院を立ち上げる前の修行時代から、懇意にしてくれている60代の女性がいます。
彼女は、それこそ、ソフトテニスで全日本を取ろうかという選手でした。
東日本大会では何度か優勝もしている実力者です。
その彼女も、かなり遠くまで練習に出かけていたのを思い出しました。

この話は、ソフトテニスだけではなくて、全てのことに共通する話題だと思います。
スポーツでも勉強でも仕事でも、自分を伸ばしてくれる人たちと付き合うことによって、自分が伸びていくのです。

いま、オリンピックが開催されていますね。
彼らもまた、自分を伸ばしてくれる場所を追い求めて、実力者が集まる練習環境に身を置いています。
どんな世界でも、そういう環境から一流の人たちが生まれるのです。
ですから、子供のころからライバルで、一緒にオリンピックに出た、などということも少なくないのです。
小さな地域、小さなクラブから、沢山のオリンピック選手を輩出した、などということも珍しくありません。
環境が人を育てるのは間違いないと思います。

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「成功したかったら付き合う人を変えなさい」とはよく言われることです。
人間、周囲からの影響を受けることを避けることができません。
周囲の人たちが、足を引っ張る人たちなのか、自分を引っ張り上げてくれる人たちのなのか。
その違いはかなり大きい。
自分のレベルを上げたかったら、環境を変えるのが最も効果的なのです。

先ほど紹介したお客様も、これからは練習環境を変えることを検討しますと言っていました。
私もこれからは、積極的に環境を変えていこうと思います。
自分を伸ばして行ける場所を、仲間を作っていきたいと思います。