健康寿命を伸ばそう!

8月21日の東京新聞サンデー版に、健康寿命の特集が載っていました。
なかなか、興味深いデータがたくさん載っていたので、ここにいくつかを紹介したいと思います。

まずは、下の写真を見てください。
これは、都道府県別でみた、健康寿命の分布です。
このデーターは、2013年のもので、この時の全国平均は、男性71.19歳、女性74.21歳。
この平均値に対して、男女ともの上回る県はピンク、女性のみ上回る県はオレンジ、男性のみ上回る県は黄緑、男女共の下回る県はグレーで色分けされています。

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この分布をざっと眺めてみると、以下のようなことに気が付きます。

関西地方より西に平均よりも低い県が集中している。
東日本で低いのは、東京都と福島県だけである。
中部地方と南九州は平均よりも高い県が多い。
男性のみ平均を上回る県は埼玉県のみである。
寒い地方(北海道、青森、岩手、秋田)では、女性のみが平均を上回っている。

また、健康寿命の上位県を見ると、男女ともに山梨県がダントツで一位であることにも興味を持ちます。
これらの要因についての詳細な記述は無いのでわかりませんが、その要因は何なのかを知りたいですね。

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次の写真は、「健康や寿命に関する要因」が挙げられています。

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この中で、次の記述が興味深いです。

寿命には多種多様な要因が作用している。遺伝的要因の影響は約2割といわれる。
社会参加に積極的な人は日常生活動作能力が保たれるという報告や、「自分は健康だ」と思っている人の方が長生きという研究結果もあります。生きがい、自己肯定感前向きがポイントなのかもしれません。

ここの、「社会参加に積極的」という部分に、私はとても共感します。
これは、整体師としていろいろな方と話をしていて、実感できるところだからです。

「もう歳だから無理は出来ないし、身体を壊したら大変だから。」
と言って、あまり外出せず家にこもっている人は、どんどん身体が弱っていきます。
反対に、人と積極的に交わる人は、いつまでも元気に活動していることが多いです。
健康を維持するには、社会と関わることが大切だと思います。

また、要介護に陥る要因として、
男性は、脳卒中、認知症、高齢による衰弱が、女性の場合は、認知症、骨折・転倒、高齢による衰弱が多くなっています。
これらを防ぐことで、健康寿命を延ばすことができると考えられます。

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健康でいるためには、運動、食事、休養と個人的かつ肉体的な要因ももちろん大切なのですが、生きがいなどの精神面、社会との接点を持つこともとても大切だということが見て取れます。

今後、高齢者が増えていく日本においては、高齢者自身の社会貢献が求められるようになると私は考えています。
そうでなければ、この社会は回らなくなるのではないかと思うのです。
超高齢化社会を支えるのは、現役世代だけではありません。
これから高齢者になる我々の世代が、今から健康的な身体を作り、出来るだけ長い間支える側に回ることが大切なのです。
そのような意識をもって、今から備えておく必要があるのです。