ニーバーの祈り

私の好きな言葉に、「ニーバーの祈り」というのがあります。
この言葉は、アメリカの神学者ラインホルド・ニーバーの言葉とされています。

私はこの言葉を初めて知った時、「人生の問題の解決方法は、すべてこの短い言葉のなかに書かれている」と思いました。

神よ

変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。

変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。

そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。

まずは、変えることが出来ることと出来ないこと、それを区別することが大切です。
どこまでが変えることが出来て、どこからが出来ないのか。
それを認識することは大切です。

変えられないことを変えようとして、悩み苦しんでいる人はたくさんいます。
過去の出来事を悔やみ、他人を変えようとして、イライラを募らせています。

もっと裕福な家庭に生まれていていたら。
もっと容姿が良かったら。
もっと頭が良かったら。
もっと理解のある親だったら。

しかし、それらの問題は、自分ではどうにもできないことなのです。
変えること出来ないことは、変えられないのだから冷静にその事実を受け入れるしかありません。

一方で、変えようと思えばできるのに、それを変えることが出来ずに悩む人もいます。

解釈を変える、態度を変える、生活習慣を変える、仕事を変える、環境を変える。
やろうと思えばできるのに、それがなぜかできないと思い込んでいる。
または、変えるのが怖くて、一歩が踏み出せない。
勇気がない。

そうやって悶々と、同じ場所を行ったり来たりしている。

今いる場所は、知っている場所だから、一見、安全な場所のように見えます。
場所を変えようとすると、未知の世界だから危険が沢山あるように思えるかもしれません。

しかし、今いる場所がいつまでも安全だとは限らない。
もしかしたら、危険が迫っているかもしれない。
もっと他の場所に、もっと良いところがあるかもしれない。

状況はどんどん変化しています。
変化に合わせて自分も変わっていかなければいけない。
そういうこともあるのです。

73febb0c36be09554c46479404de5191_s

なにが変えられなくて、なにが変えられるのか。
変えられないことは冷静に受け入れ、変えられることは積極的に変えていける。
そういう能力があれば、人生を切り開いていくことが出来るでしょう。

私もこのような能力がほしいです。
このようなの力を手に入れることが、人生の課題なのではないでしょうか。

このような力を手に入れている人を、スタイリッシュというのかなと、そんな風に思います。