不眠と肩こり

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こんにちは。
ココロとカラダの整体師 渕脇です。

うつ病や自律神経失調症の代表的な症状である不眠

寝床に入っても何時間も寝られない。
途中で目が覚めると、そのあと寝られない。
朝早めが覚めてしまう。

一日、二日のことなら、誰にでも経験があると思いますが、何日も続くとさすがに辛いですね。
仕事をしている方になると、昼寝が出来ないので余計に大変です。
毎日が憂鬱になってきます。

さらに、寝る前になると心配になってきます。

「今日も寝られないんじゃないかな。」
「今日こそちゃんと寝なくちゃ。」

そんな事を考えていたら、余計に眠れなくなってしまいます。
こうやって、悪循環に入っていきます。

良い睡眠にはリラックスが必要

人間、誰しも、考え事や心配事があって、神経が興奮していたりすると眠れませんね。
神経が興奮しているというのは、自律神経でいうところの、交感神経が優位に立っているということです。

眠りに入るときには、リラックスの神経である、副交感神経が優位に立っていなければいけません。
交感神経が優位の状態では、眠るのは難しくなってしまいます。

自律神経の説明は、過去の記事「自律神経のバランスを整える」をご覧ください。

不眠と肩こりはセット

うつ病や自律神経失調の、もう一つの代表的な症状である肩こり。

実は、肩こりと不眠はとても関係が深いのです。
別々の症状のように思われるかもしれませんが、私の経験から、この二つはセットと考えていいでしょう。

肩こりや背中の筋肉の張りが強いと、深い眠りが出来なくなります。
夢をたくさん見たり、夜中に目が覚めたりするのです。
体の痛みや違和感は、寝ている間でも身体は感知していて、それに関連する夢を見たりします。

私の整体院に眠れないと訴えてくる人はたくさんいますが、体をほぐしてあげるとたいていの場合よく眠れるようになります。
もちろん、すべての方が眠れるようになるわけではありませんが、かなりの確率で眠れるようになります。

やはり、肩こりと不眠はセットなんだなあと思います。

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肩こり対策で不眠を撃退

もし、不眠でお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひ、肩こり対策をしてみてください。
温かいお風呂にゆっくり浸かって体を温め、そのあとにストレッチをしてください。
ランニングやウォーキング、スイミングなどの運動もおすすめです。

寝る前には、パソコンやテレビなどを見ないで、ゆったりとした気分で過ごしてください。
リラックスを誘う音楽や、アロマなどを使ってみるのも効果的です。

それでもだめなら、信頼できる整体院やサロンで肩こりを解消してもらってください。
悩み事や不安などがある場合には、カウンセリングを受けてみるのも良いでしょう。
カウンセリングは、自分と向き合い、成長させる良いきっかけになります。
悩み事が解決すれば、ゆったりとして気分で眠れるようになります。

不眠を訴えて病院に行ったら、自律神経失調症ですね、なんて診断されて睡眠薬を処方され、なんだか大変なことになったな、と余計に不安になってしまう方も少なくありません。
そういう方でも、肩こりが解消したら、よく眠れるようになることは多いのです。

たかが肩こり、されど肩こり。
肩こりを馬鹿にしてはいけません。

ぜひとも、肩こり対策をして、ぐっすり眠ってほしいと思います。