自分らしくあるー荒川静香さんから学んだこと

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こんにちは!
カウンセラー整体師の渕脇です。

褒められて硬くなる

このブログを毎日更新するようになって、一年と5か月が過ぎました。
最近では、このブログを読んでいただいている方が増えてきて、いろいろなところで話題になるようになって来ました。

先日も、とある会合で、このブログをとても褒められてまして、大変恐縮した次第です。

褒められると、とても素直にうれしいのですが、その反面、なぜかプレッシャーを感じる自分がいます。

これからも、頑張らなくっちゃ。
いい記事を書かなくっちゃ~!

うーん、大丈夫かなあ。
いい記事かけるかな~(汗

ってな具合です。

自分らしくあろう

でも、ふと思いました。
これまでは、読まれているんだかどうだかわからない中で、結構気ままに思ったことを書いてきたわけです。

それが褒められたんだから、そのままでいいんじゃないのかなって。
今までの自分が自分らしいんだし、それを褒められたんだから、このまま続けていこう。

そう思い直しました。

自分らしくある。
ということを貫こうと思います。

まあ、ちょっと褒められたくらいで、こんなことを書くのはおこがましとは思うけれど。
誰かの期待に応えようとか、誰かの評価を得ようとすると、得てして自分らしさが失われて失敗しがちだと思うのです。

肩の力を抜いて、自分らしくある。
そして、評価は後からついてくる。
それが一番、自分の力を発揮できるのだと思う。

人の目を気にする、評価を気にする、好かれようとする、嫌われないようにする。
そういう気持ちが、自分らしさを失い、自分の良さを殺してしまうような気がします。

荒川静香さんを思い出した

こんなことを考えていたら、トリノオリンピックの女子フィギュアスケートで金メダルを取った荒川静香さんを思い出しました。

ご存知の方もいるかと思いますが、オリンピックを前にして、荒川さんの代名詞となったイナバウアーが、採点基準から外れるというルール変更が行われました。

それを受けて、彼女は悩んだんですね。

何の得点にもならないイナバウアーをプログラムに入れるかどうか。

そこで彼女の出した結論は、「自分らしく滑ろう!」ということ。

得点になるとかならないとか、関係ない。
自分らしく滑る。
自分のスケーティングを、自分の表現を見てもらう。

そのことに意識を集中した、ということです。

荒川静香ーウィキペディア

絶対女王の失敗

一方、彼女と金メダルを争った、当時「女王」と呼ばれていたロシアのスルツカヤ選手
オリンピックの前年、主要な大会をすべて制していた彼女は、名実ともに女王として君臨していました。
数々の大会を制してきた彼女ですが、オリンピックの金メダルだけは取ったことがありませんでした。
彼女は病気の母親の看病をし、自らも病を抱えながら選手生活を続けていました。
そういう事情もあって、どうしても金メダルが欲しかった。
そして、彼女は金メダルを取りに行ったのです。

イリーナ・スルツカヤーウィキペディア

自分らしくあろうとした荒川選手に対して、金メダルを取りに行ったスルツカヤ選手。

その結果、絶対女王のスルツカヤ選手はフリーの演技で転倒し失敗、荒川選手はイナバウアーを見事に決めて、ほぼノーミスの完ぺきな演技で金メダルに輝きました。

2人の明暗を分けたもの

自分らしくある。
自分の持てる力を発揮することに集中する。
結果は後からついてくるのであって、取りに行くものではない。

この2人の明暗を分けたのは、こんなところにあったのではないかと思います。

余談ですが、スルツカヤ選手の試合後のコメントもまた好きです。
その言葉、「これが人生よ」は、過酷なスケート人生を一言で表しています。
人生は山あり谷あり、上手くいかないこともあります。

一流のスポーツ選手の言葉には重みがありますね。

肩の力を抜いて自分らしく生きていこう!

私のブログと、この二人の戦いを比べてしまうのはおこがましい感じもします(笑)
でも、この二人の戦いはとても印象に残っているので、思い出してしまいました。

とかく私たちは結果にこだわり、そのために失敗をしてしまうことがあります。

自分であり続ける。
自分の持てるものを出すことだけを考えて、結果のことは考えない。

そういう風にありたいと思います。
このブログも、そんな風に、肩の力抜いて続けていけたらいいなあと思います。