脳のためにスポーツをしよう!

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こんにちは!
BBトレーナーの渕脇です。

昨日は、私の地元で開催されたこちらのイベントに行ってきました。
早稲田スポーツフェスタ

良い体験が出来ました

私の住んでいるところは、西東京市の東伏見ということろ。
そこには、早稲田大学のグラウンドがあります。

そこで、毎年、東伏見に縁のある、早稲田大学の運動部が主催するイベントが開かれています。
地元の人たち(特に子どもたち)に、早稲田の運動部と触れる機会を作ろうというわけです。

今年の4月に、私は18年ぶりに実家に戻ってきたのですが、このようなイベントが開かれていることを初めて知りました。私が子供のころは行われていませんでしたから。

いつも身近にある施設なのですが、中に入るチャンスは滅多にないし、普段なかなか体験できないスポーツに触れることが出来るとあって、私も子どもたちを連れて行ってきました。

子どもたちにとっては、いろいろな体験をできる貴重な経験となったと思います。

文武両道を考える

早稲田大学といえば、言わずとしれた私立大学の雄であり、数々の著名人を輩出している名門大学です。
また、スポーツにおいてもこれまで名選手を多数輩出している名門校です。
文武両道を体現している大学であることは、言うまでもありません。

文武両道という言葉は、現代においては学業と運動のどちらにおいても優れた成績を収めること、というように理解をされていると思います。

文武両道という言葉をどのようにとらえるかは人それぞれだと思いますが、BBトレーナーとしての私の考えでは、脳も体の一部である以上、運動をすることは脳の健康にとってプラスになるということは、実感として確信しています。

一流のアスリートは、自分をコントロールする力を身につけています。
各界で活躍している人の中には、定期的に運動をしているという人は少なくありません。

スポーツと脳

身体を動かす、身体をコントロールしているのはもちろん脳です。
頭を使わずに、スポーツをすることは出来ません。

競技の特性を理解し、トレーニングを理解し、自分の身体の感覚を研ぎ澄ませ、自分の心と体をコントロールし、相手を研究し、試合の状況を判断し、戦略を考える。
スポーツで一流を目指すということは、普段から脳を積極的に使う必要があるということです。

さらに、普段から運動することによって、血流がよくなります。
これによって、脳に新鮮な血液を供給し続得ることが出来るので、脳の状態を良くすることが出来るのです。

もちろん、学校の成績を上げるためには、勉強をする時間が必要になります。
時間のやりくりという側面から言うと、文武両道というのは難しいのかもしれません。

しかし、学校の成績とは別の、いわゆる頭の良さはスポーツにおいても必要だし、脳の状態を保つという意味では、運動をすることは大切なことなのです。

そういう意味で言えば、文武両道はある意味で当たり前のことだと思います。
どちらか一方では片手落ちではないかと思います。

受験うつのコンディショニング

以前、受験うつになってしまった浪人生のコンディショニングをしたことがあります。
薬を飲むと眠くなり勉強が出来なくなるので、薬は飲みたくないということで、私のところにやってきたのです。

私のところにやってきたときには、一日10時間机に向かっていて、勉強に集中できないと悩んでいました。
周りの雑音や、将来の不安が次々に頭に浮かんできて、集中できないと訴えたのです。

そこで私は、まずは脳の状態を良くすることを最優先することにしました。

一日10時間の勉強は多すぎることを説明して、勉強時間を削って、睡眠を優先させました。
さらに、彼は、高校時代に陸上部に所属していたということもあって、毎日、ランニングをするように指導しました。

将来の不安と丁寧に向き合い、コンディションを整えながら、短時間の集中から始めて、少しづつ集中できる時間を伸ばしていきました。

そして一年後の受験本番には、自信をもって臨むことが出来るようになっていました。

スポーツをしよう!

脳と運動の関係については、名著「脳を鍛えるに運動しかない」をお読みいただければよいと思います。

運動をすることは、脳に対して良い影響を及ぼします。
文武両道というのは、実は当たり前のことだと私は思っています。

季節は秋です。
スポーツをするには最適な季節になりました。

この季節に、身体を動かす習慣を身につけませんか?

普段パソコンにばかりに向かっていると、脳が疲弊して精神疾患にもかかりやすくなります。
ココロとカラダのために、パソコンやスマホから離れて、身体を動かす時間を大切にしてほしいと思います。

文武両道を体現する早稲田大学の学生たちに触れて、そんなことを考えました。