○○がやめられない。という方へ

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最近、このブログにダイエットの話ばかりを書いているので、いろいろな人からダイエットの相談を受けるようになってきました。

ダイエットの話をしていて、よく聞くのが、
「甘いものがやめられない。」
「お酒がやめられない。」
という話。

お酒にしても、甘いものにしても、それから、煙草にしてもギャンブルにしても、どれもこれも依存性があって、ひどくなると依存症になってしまいます。
依存症というところまで行ってしまうと、なかなかやめるのは大変だと思いますが、それでも本人が止めようと決意しないかぎりやめることは出来ません。

依存症レベルなのかどうかは取り敢えず置いておいて、やめられないと思っているものをやめる方法について書いてみたいと思います。

まず、「○○がやめられない。」と思ったり、言ったりすることをやめてください。

日常会話の中でも、

「○○がやめられないんですよ~」
「やっぱり○○はやめられませんね~」

と、何気なく言葉に出していることで、その思いが強化されて、確固たる思い込みを形成します。
「私は○○がやめられない人である。」という思い込みです。

もし、このような考えが頭に浮かんだら、「本当にそうか?」と疑うことを習慣化してみてください。
「それは本当にそうなのか、単なる思い込みではないのか、やってみたら出来るのではないか。」と疑うのです。

これは訓練ですから、嘘でもいいからそう思うようにしてみてください。
そうして、「もしかしたら出来るかもしれない。」と本当に思える瞬間が訪れたら、すーっとやめてみるのです。

やめるには、環境を整えることが大切です。

見えないところに隠す。
出来れば捨ててしまう。
家族に協力を依頼する。
買わないようにする。
代替案を検討する。

ある人はパンが大好きで、
「パン屋の前を通ると吸い寄せられるように入ってしまう。」
とおっしゃっていたので、
「パン屋の前を通らないように、道を変えてください。」
とアドバイスをしたところ、パンを買わないようになったと喜んでいました。

さらに、代替案を検討することはとても大切です。

まず、どうしてその行為をやめられないのかを考えてみてください。
その行為をやることで、何か得るものがあるからやめられないのですから、何を得ているかを考えてみることは大切です。
たとえば、イライラが収まるとか、ホッとするとか、安心するとか、充実感が得られるとか。

さらに、その行為によって、失うものも考えてみてください。
美容、健康、自信、お金、信頼、充実感、幸せなど。

そして、それらを失うことのない代替案を考えるのです。
運動をする、音楽を聴く、映画を見る、読書をする、趣味を持つなど、良い習慣を身に付けるのです。

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何を捨てて、何をとるか。
自分の人生を有意義になものにするかどうかは、その選択にかかっています。

人生は自分の思い通りにすることが出来ます。
もちろん、人は一人で生きているわけでないので、全ての物事が思い通りに進むということはありません。
しかし、自分の行動については、自分で決めることができるのです。

何を食べるか、何を飲むか、どの道を通るか、全て自分が決めることができます。
自分をコントロールできるのは自分だけです。

そう考えると、「○○がやめられない」というのは、単なる思い込みでしかありません。
やめようと思えば、やめられるのです。
もちろん、やめるにはそれなりのエネルギーが必要かもしれないけれど、工夫次第ではやめることができるのです。

そのための第一歩が、「やめられない」を「やめられるかもしれない」に変えることなのです。

あなたは本当にやめられないのでしょうか?
それとも、そう思い込んでいるだけなのでしょうか?

そこのところをじっくりと考えてみることをお勧めします。