先日、東京新聞のサンデー版に健康寿命の特集がありました。
健康寿命という言葉はご存知でしょうか?
寿命の質を示す新指標
新生児(0歳児)が平均して何年生きられるかを示す「平均寿命」から、病気や衰弱などで日常生活に制限がある期間を差し引いた年数が「健康寿命」です。
つまり、日常生活に制限がない状態が何年あるかを示す指標ということです。
今後、超高齢化社会を迎える日本は、この健康寿命をいかに伸ばしてくかというのが課題となります。
このような書き方をすると、なんだか他人事のように感じてしまいますが、これから高齢者となっていく私たち一人ひとりが、自分の問題として考えていかなければならない問題です。
超高齢化社会では、介護や医療の分野で人手不足や施設の不足などが懸念され、すべての人が望むような介護を受けられないかもしれないというリスクがあるからです。
自分の健康は自分で守る。
自分達の生活は、自分たちの力でやる。
そういう事を、今のうちから考えておく必要があるのです。
しかし、こんなことを考えていると、なんだか将来が心配になってきて重苦しい気分になってきます。
重苦しい気分で生きていくのは嫌ですよね。
日本では、「ピンピンコロリ」という、死ぬ直前までピンピンしていたいという願望をあらわす言葉があります。
しかし、この言葉もなんだかセンスを感じません。
夢や希望を感じない、ワクワクしないのです。
これに対して、アメリカには「スタイリッシュ・エイジング」という言葉があります。
この言葉は、ジェイソン大統領の報道官を務めた女性、リズ・カーペンターという人が提唱した言葉です。
さすがに、アメリカ人のセンスはオシャレです。
この女性が先頭に立って、「スタイリッシュ・エイジング」の三則なるものを提唱しています。
1、招待を断るな Never pass an invitation
2、どんどん人をもてなせ Entertain a lot
3、恋をせよ By all means fall in love
この三則を読めば、この女性が社会性を重視していたことがわかります。
そうして、なんだか楽しそうな感じを持ちますよね。
先に挙げた東京新聞のサンデー版にも、社会性、楽しみ、生きがいがある人のほうが健康であることを示すデータも載っていました。
私はこの、「スタイリッシュ・エイジング」という言葉を、もっと多くの人に知ってもらいたいと思います。
そうして、「超高齢化社会は大変だ、何とかしなければ!」という重苦しい空気ではなく、「歳を重ねることは素晴らしい、人生を楽しもう!」という空気を発信したいと思うようになりました。
「スタイリッシュ」とはどんなことを指すのか、ということについては、皆さんそれぞれに意見があるかと思います。
人それぞれの「スタイリッシュ」観があって良いと思うのです。
ただ、スタイリッシュであろう、スタイリッシュでありたいと願うことが、前向きのエネルギーを生むことになると思います。
人々の前向きなエネルギーが集まって、社会全体にそういう空気を充満させることが、超高齢化社会を迎え、人口が減少していく日本には必要なことではないかと思います。
私自身がこれまで「スタイリッシュ」とは無縁の生活をしてきたので、この言葉を私自身が使うのもなんだか気恥ずかしい感じがしますが、その反面ワクワクすることも事実です。
私もこれから、私なりのスタイリッシュを追求していこうと思っています。
皆さんも私と一緒に、スタイリッシュな未来を作りませんか?
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