自分の年齢を忘れてしまおう

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ヘンな言い方ですが、整体師としてこれまでたくさんの人の体を触ってきました。
そんな私がいつも思うことは、心身の状態は個人差がとても大きいということです。

同じ年齢でも、とても若々しい体を持っている人もいれば、そうでない人もいる。
自分の身体の状態を知るのに、年齢は参考程度にしかならなくて、結局は自分の身体との対話を続けることが大切だということです。

これは何も年齢に限ったことではありません。
自分の身体の状態を知るのに、統計データは必要ありません。
統計的に見て、自分の身体が少数派である可能性を否定できないからです。

どんなに統計データを駆使しても、自分の身体の状態を把握することはできません。
年齢も統計データーの一つにすぎません。
年齢を気にして、自分を年齢に合わせてしまうことは必要ないのです。

逆に言うと、若いからと言って無理が効くと思っているのも危険です。
若い時でも無理をすれば、身体はダメージを受けます。
それがどのような形で体に出てくるのか、それこそ個人差があります。
個人差があるので、常に自分との対話が必要になってくるのです。

そう考えると、常に自分との対話をきちんとしてれば、年齢は忘れてしまっても良いということです。

いくつになっても身体が元気であれば、やりたいことにチャレンジしてみればよいと思います。
世の中には、80歳でエベレストに登る人がいるのです。
チャレンジするのに遅すぎるということは無いのです。

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こんなふうに考えていくと、いったい「老後」とは何歳からを言うのだろうか?
そもそも、「老後」という概念は必要ないんじゃないかなあ、とすら思えてきます。

人生は嫌でも死ぬまで続くわけだし、生きている限りは、その人生においては現役なわけです。
まるで消化試合のような「老後」という概念なんていらないんじゃないでしょうか。

もちろん、「死ぬ直前まで働け」と言っているわけではありません。
仕事をやめてしまっても人生は続いているし、生きている限りにおいてはイキイキとしていたいと思うのです。

私はいくつになっても人生を楽しみたいと思います。
そのためには、やっぱり健康でいたいですね。