正しさにこだわらない

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先日、ある方のブログを読んでいて、ガツンと来たことがありまして。

その方のブログというのがこちらの記事です。
メンタルコーチの矢嶋美由希さんのブログ記事
「職人気質の人が手放すべきは・・・」

この記事の中にある、

広めたい!
でも、間違ったものが広まることや
薄っぺらいものが広まるのは悪!

でもね…
広がるということは、
誤解も生じるでしょうし、
わかりやすい一部分だけが先行していく。
コントロール不能な部分が増えるわけです。

という部分。

思い当たるわ~
自分にもそういうところがある。

いい加減なことは言いたくない。
間違えたことは言いたくない。

ほんとうにそうなのか?
そんなこと、言い切って良いのか?

いつも、そんなことを考えている自分がいます。
この記事に出てくるクライアントさんは違うと思いますが、
私の場合、さらに、深く内省してみると、

「間違えたことを言って批判されたり、突っ込まれたりするのを避けたい。」

という思いがあることに気が付きます。

要するに、傷つきたくない、恥をかきたくない。
そういうことから自分を守りたい。
自己防衛。
だから、正しいことだけを言いたい。

うーん、守りに入っているなあ。

小さいころから優等生で、いわゆる「いい子」だった私の奥底には、
そういう弱さがあるんですよね。

怒られたくないんですよ。
批判されたくない。
だから、いい子にしているわけです。

それが、今現在、この歳になってもやっぱりココロの底に眠っているわけです。
そういう感情が。

確かに、正しいということにこだわり過ぎていると欲しい結果が得られないこともあります。

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私は研究者じゃないし、科学者でもないし、教育者でもない。
欲しいのは、人々が健康になるという結果であって、正しさを追求することではないのです。

欲しい結果を得るためには、正しさを追求する姿勢が足かせになることもある。
そのことに、改めて気づかされました。

もちろん、正しさを追求していく姿勢はとても大切だと思います。
でも、そこにこだわっていて身動きが取れなくなってしまうのも問題だということ。

いったい目的はなんなのか。
欲しいのは、どんな結果なのか。

それを意識しなければいけないということなのです。

ほんとうに素晴らしい気付きを得ました。
ありがとうございました。