こんにちは!
カウンセラー整体師の渕脇です。
動かなければいけない時が来る
人生には、動かなければいけない時というのがやってきます。
それは、向こうからやってきます。
こちらから動こうとしなくても、もう、向こうから動きなさいとやってくるのです。
その時は動かざるを得ない。
逆に言うと、その時まで待てばよいのです。
待っていれば、その時がきます。
まだ動かなくていいのであれば、動く必要はありません。
私が会社を辞めた時、私の身の回りに起こることが、すべて、「会社を辞めるべきだ」というメッセージを私に発していました。
うつ病になったのも沢山のメッセージの一つです。
ですから、私は辞めざるを得ませんでした。
会社にとどまるという選択肢が、私にはなかったのです。
それはすべて、向こう側からやってきました。
私がコントロールできる問題ではありませんでした。
多くの人の話を聞いていても、どうやらこれは本当のことのようです。
転機というのは向こうから勝手にやってくるのです。
引っ越しも向こうから
私は先週、引っ越しをしました。
実家に戻ったのです。
私が実家に戻ろうと決意したのではなくて、戻らざるを得ない状況になったのです。
一昨年の夏に、母が脳梗塞で倒れました。
生死の境をさまようほどの重症で、重い後遺症が残りました。
その結果、自宅での一人暮らしが出来なくなったのです。
専門の介護が必要になったことから、施設に入ることになりました。
そうしたら、実家が空き家になてしまいました。
空き家にしておくと、家は荒れるし、防犯上もよろしくないし、ご近所にも迷惑をかけてしまいます。
そのうえ、母がまだ生きているうちに売り払ってしまうのも忍びない。
空き家にしておくには問題もあるし、もったいない。
売り払ってしまうことは忍びない。
「だったらあなたが住めばいいじゃない。帰っておいでよ。」と姉たちから話があったわけです。
私として、もう実家には戻らないつもりでいたのですが、子供の将来のことなども考慮して、この機会に戻ることにしたのです。
この話だって、向こうからやってきたわけで、私から動いたことはありませんでした。
やっぱり、転機は向こうからやってくるものなのです。
その時が来るのを待つ
動かなければいけない時というのは、言い換えればチャンスなのかもしれません。
チャンスは向こうから勝手にやってきます。
ある日突然舞い込んでくることもあるし、ある日突然ひらめくこともあります。
一見、悪いこと、不運の衣を羽織っているように見えるときもあります。
でも、それはチャンスなのです。
動こうと思ってもなかなか動けないとき。
それはまだ、その時がやって来ていないのです。
そういう時には、じっくりとその時を待つのも一つの手です。
しかし、何もしないで待っているのももったいないので、その時がいつ来てもいいように準備をしておけたら最高です。
必要な情報を集め、必要なスキルを身に付け、必要なものをそろえて、その時を待つ。
すると、ある日、思いもよらないところからチャンスが訪れます。
いつチャンスが訪れてもいいような準備が整っていれば、すぐに行動を起こすことが出来ます。
待つというのも一つの大切な戦略だと思います。
その時が来れば、一気に動けます。
自分の気持ちが動きたくてウズウズする
この話は、何も外部要因だけの話をしているのではありません。
自分の気持ち、内部要因についても同じことが言えます。
気分的にどうにも動けなかったのに、ある日、「今なら動ける気がする」と思える日がやってきます。
あるいは、動きたくてウズウズしてくる。
動かないという選択肢はない。そんな気がしてくる。
その時が来るまで、周到な準備をして待つことも大切です。
焦らない、焦らない。
準備をしながら、じっくりと待つ。
それも大切な事なのです。