自分というシステムを調整できる人を増やします

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こんにちは!
カウンセラー整体師の渕脇です。

カラダはひとつのシステム

整体師をやっていると、人間の身体を一つのシステムとして見るようになります。
どこか一か所が壊れると、全体のバランスが崩れる。
そうすると、別なところに不具合が発生します。
実に精巧な作りになっているわけです。

整体師が見ているところは、筋肉とか関節の問題だけなのですが、目に見えない生理的な部分、例えば、ホルモンなどの内分泌系のバランスなんてことになったら、これはもう本当に精巧に出来るている訳です。

どこかのバランスが崩れれば、その影響がどこまで広がるのか。
そこのところは、もっと複雑なはずです。

人為的にバランスを変えるのは難しい

薬を飲むということは、それを人為的に外側からバランスを変えるということです。
これは、かなりデリケートで難しい問題だと思うのです。

整体の分野でも、例えば腰が痛いからと言って、いつもいつもコルセットをしていると、そのコルセットがあるという前提で、身体のバランスが決まってくるようになってきます。

身体の使い方が変わり、筋力もそれが前提の身体になる。即ち、コルセットに頼って筋力が落ちるということが起こる。

本来なら、自分で筋力を強化して、自前のコルセットを作るようなことを考えなければいけないのですが、逆に身体が弱くなってしまうわけです。

もちろん、腰を痛めた直後に、痛めた個所を一時的に保護するためのコルセットなら致し方ないと思います。

でも、それをずっと続けると、身体にとって悪影響が出てきます。

薬もコルセットと同じだと思うのです。

急性期に、薬を使ってその激しい症状を一時的に緩和することは大切だと思いますが、それを使って恒常的にコントロールしようというやり方は良くないと思います。
必ずどこかに悪影響が出てきます。

やはり、目指すべきは、そういうものに頼らなくても良いような体を作ることだと思います。そうして、人間が本来持っている、自然治癒力、ホメオスタシスを利用するのです。

ココロとカラダも一つのシステムとして扱う

この話はもちろん、ココロとカラダのバランスの話にもつながってきます。

ココロとカラダは密接につながっていて、お互いに影響しあっています。
本来ならば、一つのシステムとして扱うのが理想のはずですが、残念ながら、ココロとカラダを一つのモノとして扱える人は多くはありません。

私が目指しているのは、そういう人になること、そして、そういう人を増やすことです。
ココロもカラダも両方からアプローチできれば、本当に素晴らしいと思うのです。

講習会を開きました

それで、今後そういう人を増やすために、講習会やることにしました。
その、第一回目の講習会を昨日開催しました。

昨日集まったメンバーは、私が整体専門学校の講師をしていた時の生徒さんだった人たちで、私の構想に興味を示してくれた人たちです。

普段は整体師として働いている人たちなので、カラダの方からのアプローチについては、ある程度できる人たちです。

その人たちにまず、ココロに対するアプローチ方法を習得してもらうことも目指します。

今後の構想

今後の構想としては、すでにココロからのアプローチが出来る人たちに、カラダからのアプローチ方法を教えること。

さらには、どちらもやったことがない人たちに、両方のアプローチ方法を教えること。

そうして、両面からアプローチできる人を増やしていきたいと思っています。

その第一弾として、まずは整体師に対して心からのアプローチ方法を学んでもらうことから始めたということです。

目指すのは、薬やコルセットに頼らず、自分でココロとカラダを調整できる人を増やす。
それが、最終目標です。

その目標に向かって、これからも頑張っていきたいと思います!