私の整体術が非常に優しくソフトな理由-ふちわき式整体術の秘密

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私の整体は私が作り上げたもの

よくよく考えてみると、このブログで整体の話ってあんまり書いていないよね。
そのことに気がついてしまった(笑)

これからは、本業のこともどんどん書いていこうと思い立った。

私の整体術は、私がいろんなところで習った様々な整体術や、生理学や解剖学などの基礎的な知識をベースにして、私なりに工夫を続けることによってでき上がったもの。

私の経験と理論が積み上がってできている。
ある意味で、いろいろな手法のいいとこどりのやり方になっているのだ。

理系の私が作り上げた

私は、長年にわたり、整体の専門学校で講師をしてきた。
講師という立場になれば、いい加減なことを教えることはできない。
この経験が、私の整体師として基礎を作り上げてくれた。

元々、理系出身の私は、どうしてそうなるのか?という問いかけを常に続けている。

整体の業界にいると、理屈の良くわからない現象が人体には起きるということを多く経験する。

その都度、私はなぜそうなるのか。
いったい体の中でどのような変化が起こるのだろうか、と考え続けてきた。
自分が納得できないことを生徒に教えることはできないと考えたからだ。

こうこう、こういう理由だからこうなる。

そういう説明がしたかったのだ。

「どうしてそうなるのかわからんが、こういうものだからそう覚えればいいんだ」という教え方はしたくなかった。

科学の限界もわかっている

しかし、そうはいっても、人体はとても複雑で、科学で解明できていないことも沢山あるのが現状だ。

だから、現在の科学では説明できない現象が起こるのも無理はない。
その科学の限界についても理解しておかないと、整体などは到底できるモノでもない。

どこまでが科学で解明できていて、どこからができていないのか。
そこまで含めて、生徒さんに説明できるように心がけてきた。

そんな私がたどり着いた、ふちわき式整体術(仮称)の特徴は、とにかくソフトな刺激であること。

初めて受けた人は、ただ触っているだけだと思うらしい。
ただ触っているだけのようなのに、身体のバランスは変わっているし、筋肉は驚くほどほぐれて、身体は嘘のように軽くなる。

私が目指してきたのは、まさにそういう整体術なのだ。

なぜソフトな刺激が良いのか

では、なぜ私はそういう整体術を目指してきたのか。
それは、身体に備わった防御反応を起こさないためだ。

強い刺激が入ると、身体は防御態勢をとる。
簡単に言えば、筋肉が緊張するのだ。

これでは、思うように筋肉が弛緩しない。

人間の筋肉は、粘土やうどん粉とは違う。
力を入れてほぐせば柔らかくなるかと言えばそうではない。

生体の反応として硬くなっている。
すなわち、力が入っている、緊張しているのだ。

にもかかわらず、そこへさらに強い刺激を入れてしまったら、さらに緊張させてしまう。
これでは逆効果なのだ。

まずは、筋肉の緊張を解かなければいけないのだから刺激は弱いほうが良い。

そして、どのような刺激をどこに入れれば、筋肉の緊張が解除されるのかを研究した結果を積み上げたのが、ふちわき式整体術というわけなのだ。

身体を歪ませているのは筋肉

筋肉の緊張が解けた時に、自然と身体のバランスはあるべきところに収まるようになっている。

なぜなら、骨の変形が無い場合は、身体を歪ませているのは筋肉だからだ。

よく考えてほしい、もし筋肉が無かったら身体は歪むだろうかと。
歪むはずがない。

骨は関節でジョイントされている。
(厳密にはほかにもあるのだけれど)
関節は、機能的に異常が無ければ、ある程度自由に動くことができるわけだ。

だとすれば、身体を歪ませているものは何か。
それは、筋肉以外にないではないか。

ふちわき式整体術の思想

筋肉は神経に命令されて力んでいる。
筋肉を弛緩させるには、神経に弛緩させる命令を出させるしかない。
それに成功すれば、筋肉は弛緩して、身体のバランスをとることができる。

そのためには、強い刺激は逆効果であり、やさしく安心出来る刺激のほうが良いのである。

これが、ふちわき式整体術の思想の根底にある。
だから、私の施術は弱く優しく気持ち良い刺激で、驚くほど身体が弛緩するのだ。

この私の思想に合う手技を集めて、それを好んで使ううちに、そういう技術体系が出来上がった。

整体というとハードなイメージがあって怖い。
別の整体院や整骨院などでとても痛い思いをしたことがある。
優しい施術が好き。

そんな方は、ぜひ一度私の施術を受けに来て欲しい。

もちろん、私が経営している東大和市のあおぞら整体院のスタッフは、みんな私と同じ思想で施術を行っている。

このブログを読んで気になった方は、ぜひ一度試してほしいと思う。