こんにちは!
カウンセラー整体師の渕脇です。
懐かしい人々
一昨日は、大学時代の寮生の集まりに参加しました。
私が通った大学は、九州芸術工科大学という大学です。
この大学は、国立の単科大学だったのですが、今では九州大学に吸収合併されてしまいました。
シャレみたいな本当の話です。
私は東京で生まれ育って、福岡には縁もゆかりもありませんでした。
そんな私が、東京の実家を離れ、福岡の大学に入学したのです。
そして、学生寮にお世話になることにしました。
九州芸術工科大学は、芸術と工学の融合を目指す、当時としては先進的な大学でした。
そんな大学を目指して、福岡の地に遠くからやってくる学生たちですから、非常に個性的な若者が集まっていました。
その当時、個性的な学生たちの面倒を住み込みで見てくれた、管理人のご夫婦がいました。
親元を離れて、慣れない土地にやってきた私たち学生にとっては、まさに親代わりになってくれた素敵なご夫婦でした。
その、大変お世話になった寮のおじさんが今年亡くなって、その追悼集会が東京で開かれたのです。
人生いろいろ
大学を卒業して以来、30年ぶりに会う人達がたくさんいて、とても楽しい時間を過ごしました。
30年の時を超えて、当時お世話になった方々とお話をしたんですが、皆さん30年の間に、本当にいろいろな経験をされていました。
過去の経験をさらりと話してはいますが、その渦中にいるときには、きっと大いに悩んで大変だったんだろうなあ、という話も沢山ありました。
人生いろいろ。
と言いますが、誰一人として同じ人生を歩いている人はいないし、人生の節目では、きっと大いに悩んで、苦しんで、不安を感じながら、乗り越えてきたんだろうなあ、と思いました。
実は、同じ日に、地元の中学時代の友人たちが集まる飲み会も開かれていました。
大学時代の集まりを一次会で失礼して、地元に戻って、少しだけそちらにも顔を出しました。
こちらもやはり、人生の荒波を超えてきた面々がそろっています。
ほんの短い時間でしたが、なかなか濃い話が出来て、とても有意義な時間でした。
人生の節目に悩みはつきもの
やはり、それぞれに悩み、苦しみ、それでも、その中に楽しみを見出して、人生を謳歌している人たち。
どの人生も、面白いし、深いし、素晴らしいなあと思います。
人生には、悩みや苦しみや不安はつきものです。
それが人生というものです。
その渦中にあるときは、確かに苦しいです。
眠れない夜が何日も続いたり、仕事が手につかなくなったり、趣味が楽しめなくなったりするのは、考えてみれば当たり前ことです。
それを、病気だとして薬を飲むというのは、なんか違うなあと思いませんか?
どうしてそんなに苦しいのか。
どうやって、その問題をクリアしていけばいいのか。
これは人生の問題であって、病気ではありません。
病気ではないので、薬では解決できないのです。
いつまでも苦しみがつづくことはありません
いま、その渦中にいる方は、本当に苦しいと思います。
それでも、そこを乗り越えた時、また笑って酒が飲めるようになるのです。
苦しかった人生の節目のことを、さらりと話すことが出来るようになるのです。
そのことを改めて確認した夜でした。
生きていれば辛いこともあります。
それでも、楽しいこともある。
それが人生というものでしょう。
苦しいことがあるのが人生。
その人生をどうすれば楽しめるのか。
楽しさを見出すにはどうすればいいのか。
それは、受け止め方の問題です。
私にとっては、寮で過ごした青春日々はとても大切です。
おじさんを始め、同じ時期を過ごした人たちに感謝します。
本当に、恵まれた環境だったんだなあと、改めて感じました。
ありがとうございました!