こんにちは!
BBトレーナーの渕脇です。
サラリーマンはプロフェッショナル
ここのところ、健康経営という言葉を聞く機会がようやく増えてきました。
私に言わせれば、「おせーよ」というかんじですが。
私が社会に出たのは、もうかれこれ30年近く前のこと。
当時は私も、サラリーマンとして働いていました。
私はそのころから不思議に思っていたのです。
どうして、サラリーマンは自分の健康をないがしろにするのかと。
サラリーマンはお金をもらって働いているのですから、プロフェショナルの集団のはずです。
私は、プロであるならば、自分の健康に気を使い、自分の持っている最高のパフォーマンスを目指すのが当たり前なのではないか、と考えていたからです。
そう考えるようになったのは、私のある経験からです。
本物のプロとは
私は当時、趣味としてトライアスロンという競技にのめりこんでいました。
伊豆大島で行われた大会に参加した時のこと。
私はレースの前日から、トライアスロン仲間数人と同じ宿に泊まっていました。
その宿には、偶然にも、当時の有名選手が数多く在籍するプロチームが宿泊していました。
私たちが到着した直後に、その宿の方が、こんなことを聞いてきたのです。
「今夜のお食事に、お刺身などの生ものをお出ししない方がよろしいでしょうか?」と。
私はたちは、伊豆大島まできてお刺身を食べないという選択肢はないと思っていましたので、こんな質問をしてくる真意がつかめませんでした。
そこで、
「どうして(そんなことを聞くの)ですか?」
と聞いてみたのです。
すると、宿の人は、
「あちらの方たち(プロチーム)は、生ものは避けてくれと申されていたので。」
という返答でした。
なるほど。
プロチームは遊びに来ているのではないんだ。
スポンサーの名前を背負って走るわけですから、レースの前の日に生ものを食べて万が一のことがあったら、それはとてもまずいことなのです。
そうか、これがプロというものなんだな。
これが、コンディショニングというものなんだ。
と感心したのです。
わが身を振り返ってみて
でも、よくよく考えてみれば、プロフェッショナルということはそういうことですよね。
サラリーマンだって、クライアントからお金をもらって、あるいは、会社から給料をもらって仕事をしているわけですから、プロフェッショナルなわけです。
だとすれば、常に体調を整えて、自分の持っているパフォーマンスを最大化することを心がけるのが当たり前なのではないでしょうか。
そして、それは会社組織もそうでなければいけないですよね。
すなわち、チームメンバーの健康に気を使い、それをサポートして、会社としてのパフォーマンスを最大化させる努力をしなければいけない。
そうでなければ、会社の業績を上げていくのは難しいでしょう。
コンディショニングはコストではなく投資である
特に、今後、日本では人材不足が深刻になってきます。
病気などで仕事が出来なくなる社員が続出するようでは、余計なコストがかかるだけではなく、人材不足によって会社の存続が危ぶまれるかもしれません。
すなわち、社員の健康に使うお金は、仕方なく出さなければならないコストではなく、会社の業績を上げるための投資であると言えるでしょう。
私が30年前から主張してきたことが、ようやくあちこちで聞かれるようになってきました。
やっと時代が私に追い付いてきたのかもしれないと思うと、なんだかうれしいです。
ちょっと大げさな気もしますが(笑)
コンディショニングを意識させたい
日本人は、いまだに、コンディショニングというものに対しての理解が足りないと感じています。
ただ、がむしゃらに突っ走ればいいのか?
そんなことはないよね。
疲労した頭と身体で、いい仕事ができるはずがない。
いい仕事をするために、自分の身体をメンテナンスしておくのは当たり前のことではないでしょうか。
ようやく、その当たり前のことに気がつく人が増えてきたことは喜ばしいことです。
この流れを加速して、健康的な人を増やしたい。
その流れを作るのに、ひと役買えるのであれば、本当にうれしいです。
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