ビッグダディに学ぶ自分を解放する方法

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こんにちは!
カウンセラー整体師の渕脇です。

ビッグダディを思い出した

昨日、ふと思い出したんです。

もう、ずいぶん昔のことですが、「痛快!ビッグダディ」という番組をやっていましたが、ご覧になっていた方も多いと思います。

ビッグダディこと林下清志さんが、男手一つでたくさんの子どもたちを育てている姿をドキュメンタリーとして放送していたものです。

私も、この番組が大好きで、結構よく見ていました。

会社勤めをして、定期的な収入を得て、都会にマイホームを購入して、毎日満員電車に一時間以上揺られて通勤している人たちにとって、きれいな海の側でのびのびと生活する姿は、まるで別世界の話のようです。

そして、大家族でワイワイとににぎやかに生活して、家族が助け合って生きているという、現代人がどこかに置き忘れてしまったものがそこにありました。

そういう生活に、ある種のあこがれや、羨ましさを感じた人も多かったのではないでしょうか。

私自身も、こういう生活も悪くないのかなあ、などと、のんきに見ていたものです。

自分だったら耐えられない

でも、昨日ふとしたことから、自分がもしあの立場だったら、どんな気分になるだろうかと考えてみたのです。
本当に自分が追い込まれたときに、果たして彼のように振る舞うことが出来るでしょうか。
いやいや、とんでもない。
彼のように明るく振る舞うことはできないでしょう。

男手一つで小さい子どもを育てているわけですから、それはもう大変なわけです。
仕事だって、なかなか定職に就けない有様です。
安定収入がなく、常にお金の不安がつきまといます。

普通の人間ならば、将来を悲観したり、不安になったり、自分を責めたり、逃げた奥さんを恨んだり、ネガティブな思いで頭がいっぱいになってしまうことでしょう。

ビッグダディのメンタリティー

それなのに、あれだけ逞しく、明るく、楽し気に子どもたちを育てていく彼のメンタリティーには驚かされます。

あの過酷な状況でさえも楽しんでしまう。
お金をかけずに子どもたちを楽しませるにはどうすればいいか、と常にアイディアを絞り出そうとするその思考には、見習うべきものがありますね。

過酷な状況に追い込まれたときに、将来を悲観してしまっては精神をやられてしまいます。
その状況を抜け出すにはどうすればいいか、あるいは、抜け出すことが難しいなら、その状況を楽しむにはどうすればいいか。

そういう思考をすることで、精神を自由にすることが出来るんだなあと、改めて思いました。

利用できるものはすべて利用する

多くの人は、あれがない、これがない。
時間がない、金がない、と「ないモノ」に意識を持っていきがちです。

このような思考だと、どんどん自分を追い込んでいってしまいます。
「ないモノ」を数えていても、それは無いのですから、何も始まりません。

ビッグダディは、そのような思考をしていたわけではありません。
利用できるものはすべて利用する。
海も山も畑も、地方自治体の援助制度も、利用できるものはすべて利用する。

助けてくれる人には頭を下げて援助を受け入れる。
自分が出来ることで恩返しをする。
自分の持っているものをすべて出し尽くして、全力で子どもたち正面から向き合う。

それはもう必死なわけです。
でも、そこに逞しさを感じるのです。

出来ないことにフォーカスすると窮屈になる

お金がない生活って、本当はとても窮屈なはずです。
出来ないことは沢山あるはず。
制約も沢山ある。

子どもたちに、こんなこともあんなこともやってあげたい。
そう思っても、出来ないことも沢山あったはずなんです。

それでも、彼の姿からは、そういった窮屈さを感じることはありませんでした。
彼の精神が自由だから、彼を見ていると自由を感じるのです。

それは彼が「出来ること」にフォーカスしていたからだと思います。

自分を解放できるのは自分だけ

結局、出来ないことにフォーカスするか、出来ることにフォーカスするか。
その違いなんだと思います。

出来ないことにフォーカスしていると窮屈さを感じてしまう。
出来ることにフォーカスすると自由を感じることが出来る。

自分の魂を縛り付けているのは自分だし、それを解放できるのも自分なんだなあ。
そんな事を、ふと、思った次第です。

ちなみに、林下清志さんは、私と同い年です。
わたしはまだまだ、彼のような境地にはなれていないようです。

出来ることにフォーカスして、主体的に行動することが、自由を感じることが出来る方法なんですね。

林下清さんブログはこちら