こんにちは！
スタイリッシュエイジングクラブの渕脇です。
自分を大切にするとは「甘やかす」ことではない
私は、常々、幸せになるために最も大切なことは、「自分を大切に扱う」ということだと主張しています。
この「大切に扱う」ということは、「自分を甘やかす」ということではありません。
そのイメージは、「自分を育てる」という感覚を持つということです。
「甘やかす」というのは、やりたい放題を許してしまうような感覚です。
食べたいものは何でも食べるような暴飲暴食とか、何時間もネットサーフィンやゲームをして夜更かしをするとか、そういう事ばかりをしてしまうのは「自分を大切に扱う」のとは違いますよね。
甘やかしていたのでは、どんどんダメになっていく。
それは何となくイメージできると思います。
自尊心を育てる
「育てる」というのは、自尊感情を育てていくことです。
自分が自分を大切に扱うことをしなければ、自尊感情を育てていくことはできません。
まずは、自分から始めることが大切なのです。
自分のために良いことをする。
それが、自分を育てるということです。
自分の身体をいたわる。
身体のためにいいものを食べる。
適度な運動をして体を鍛える。
好奇心をもって、新しい知識を吸収する。
より柔軟で前向きな思考を手に入れる。
自分の心の声に耳を傾ける。
心地よいと思うことをする。
オーバートレーニングは自分を痛めつけているだけ
私はスポーツトレーナーでもあるので、スポーツを例に出すと理解がしやすいのです。
自分を鍛えるということが分かっていない人たちが世の中に沢山います。
確かに、今の自分には少し難しいと思われることをするのがトレーニングです。
多少、自分に負荷がかかる。
負荷がかからなければ成長しないことも確かです。
しかし、負荷をかけ過ぎたらどうなるでしょうか。
例えば、30㎏のバーベルを持ち上げることができる人に、35㎏にチャレンジさせるのは良いけれど、いきなり100㎏の負荷をかけるのは危険であることは誰にでもわかることですよね。
例え30㎏でも、何時間もぶっ続けでトレーニングをしたら、疲れ果ててしまうのも容易に理解できると思います。
ところが、仕事の現場では、こういうことが平気で行われているのです。
それが、「鍛える」とか「育てる」ということだと勘違いしているのです。
そういう無理な負荷のかけ方は、自分を大切に扱っていないのです。
「大事に育てる」という感覚ではないですよね。
長期的な視点が必要
人が育つには時間がかかります。
そして、それは死ぬまで続くことなのです。
人はゆっくりと、そしていつまでも成長していきます。
焦る必要はありません。
そこで大切になってくるのは、コンディショニングです。
いいコンディションにある、ということを常に意識する。
自分を鍛えるには、自分に負荷をかけることも必要なのだけれど、コンディションがおかしくなるほどの負荷をかけない。
コンディションがおかしくなったら休ませる。
気分転換をはかる、リフレッシュする。
結局は、そのバランスの問題なのです。
幸せになるために自尊心を育てよう
最も育てなければいけないのは、自尊心です。
それは、「自分を大切に扱う」ことで育てることができます。
自尊心とは、自分を尊重する心です。
まさに、自分を大切に思うということ。
子どもの頃に自尊心を育てることができなかったとして、大人になってからでも遅くはありません。
まずは、自分が自分を大切に扱ってください。
自分のためになることをどんどんしてください。
運動をする、本を読む、規則正しい生活をする、休む、心身のメンテナンスをする、身体にいいものを食べる、仕事以外の仲間を持つ、自分が喜ぶことをする、自分を信じる。
結局、こういうことをコツコツと続けることなんだと思うのです。
それが、自尊心を育み、幸せを感じる感度を上げていくのです。
それが、「自分を大切に扱う」ということなのです。
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