考え方を変えることはできる
生きづらさを感じている人は、考え方やモノの見方、受け取り方が間違えていることが多いのだけれど、それを変えることができれば、嘘のように生きやすくなる。
ところが、この「考え方を変える」ということができるとは思っていない人も多いのだ。
このブログを読んでいるあなたはどうだろう?
考え方を変えることって、本当に可能なんだろうか?
そんな風に思っていはいないだろうか。
結論から言うと、変えることはできる。
でも、それにはトレーニングが必要だと、僕は思っている。
考え方を変えるのは難しいと思うのはなぜか
「考え方を変えるのは難しい」
「考え方を変えることはできない」
そう思ってしまう人が多いのは、それが難しいから。
人はそれぞれ、考え方の癖を持っている。
これは、身体の癖と同じように、自然に身についてしまったものなので、これを修正していくというのはなかなか難しいのだ。
しかも、自分の癖にはなかなか気がつかないのと同じように、考え方の癖も自分で気がつくのが難しいのだ。
自分がどんな癖を持っているのかを知ることが難しい。
さらに、それを修正するのが難しい。
だから、考え方を変えるのが難しいと考えてしまうのは無理のない話なのだ。
考え方を変えるためのステップ
では、考え方が変わるときというのはどういう過程を経るのだろうか。
この過程について、私の考察を述べてみる。
考え方を変えるには、二つのステップがある。
まず最初にひらめく
これは、今まで見えていなかったことがある日突然見えてしまう。
見えてしまえば、「なーんだ、そんなことか!」と、ぽんと膝を打つ。
知らなかったことを知る。
突然ひらめく。
降りてくる。
そんな風に、一瞬で変わってしまうことがある。
でも、その瞬間がいつ来るのかはわからない。
その瞬間を迎えるまでには、悶々と考え続けなければいけなかったり、いろいろな情報を集めたり、本を読んだり、他人と話したり、カウンセリングを受けたりしなければいけないかもしれない。
なにがトリガーになって、そういう瞬間が訪れるのかはわからない。
でも、大事なことは、そういうチャンスを意図的に自分で作る必要があるということ。
積極的に色々な情報に触れ、いろんな刺激を自分に入れていく。
そういう行動をとることによって、そういう瞬間がやってくるのを待つ必要がある。
いつもと同じ生活をして、同じ人間関係の中にいたのでは、この瞬間が訪れる確率はとても低いだろう。
そして、自分とは違うモノの見方をしている人の意見を否定せずに受け取って咀嚼することが必要になる。
考え方を変えられない人は、ハナから自分と違う意見を受け付けない。
考えようともしない。
そんな態度では、考え方が変わるわけがない。
自分と違う考え方をする人の言うことを理解しようとする。
それを続けていくことで、その瞬間が訪れるようになる。
ひらめいた考え方を定着させる
思考の癖というのは、なかなか厄介なことがある。
違う視点を得たとしても、それが自分の考え方として定着しないことがある。
昔の悪い癖がなかなか抜けない。
いつまでたっても、悪い癖が顔を出すことがある。
でも、それは、仕方がない事なのだ。
悪癖を修正するのは、なかなか難しい。
そんな時は、
「ああ、またやっちまった! テヘペロ!」
って、笑って済ませてしまえばいいのだ。
そうしてまた、新しい考え方を意識的に行うようにすればいい。
この期間はトレーニング期間なのだ。
トレーニングを続けていれば、癖が出なくなるかもしれないし、この期間はもしかしたら一生続くのかもしれない。
でも、修正できるようになっただけで、かなり生きやすくなるし、人生も変わる。
間違えたら修正する。
それができるだけで良いのだ。
自分を苦しめているのは自分の考え方
生きづらさを感じている。
生きるのが苦しい。
そう感じている人は多いが、自分を苦しめているのは自分の考え方だということを理解してほしい。
つまり、自分で自分を苦しめているのだ。
これは間違いない。
わざわざ自分が苦しむように考えていると言ってもいい。
考え方を変えれば楽になる。
楽になるような考え方を手に入れればいい。
まずは、自分の考え方が自分を苦しめているということに気づいてほしい。
そこに気づくために、いろいろな手法を試してほしい。
そして、カウンセリングを受けるというのが、そのためのとても有効な手段であることは間違いない。
もし、私のカウンセリングを受けたい、とお考えの方は、下記のページをご覧ください。