わが家の次男、小学5年生のエピソード。
自分の欲求に対してとても素直。
だから、後先見ずに行動することが多い。
その分、失敗も多い。
そんな次男を見ていて、やっぱり行動したもの勝ちだなあ、と思うことがあるんだよね。
そんな彼のエピソードを紹介するよ。
ユーチューバーに憧れて
小さいころから、あれがほしい、これがほしい、と、いろんなものがほしくなってしまう次男。
一昨年の誕生日に、プレイステーションヴィータというゲーム機が欲しいというので、それを買ってあげた。
そうしたら、ユーチューブにはまってしまった。
自分もユーチューバーになりたいと言い出した。
僕は、なりたいものがあるなら頑張れと言った。
ゲーミングPCがほしいと言い出した
その後、ユーチューブでゲーム実況を見るようになったら、自分もゲーム実況をやりたいと思ったのか、パソコンがほしいと言い出した。
でも、ゲーム用のパソコンとなると、なかなか、高くて手が出ない。
親としても、はいそうですか、とさっと買ってあげられるような値段でもないし、何でもかんでも買い与えてしまうのも良くないと思ったので、
「金をためて自分で買いなさい。」
といった。
そこで彼は、アマゾンにはまった。
そして、まずはゲーム用のキーボードとマウスがほしいという。
本体が無いのに、なんでマウスとキーボードが先なのかと聞いたら、あの音が良いんだという。
どうやら、ユーチューバーが動画で紹介しているらしいのだ。
マウスは自分のお小遣いで買った。
キーボードは伯母におねだりして、クリスマスに買ってもらった。
そうしたら、やっぱりPC本体がほしくなるよね。
パソコン選びに失敗した
その後、アマゾンで中古PCを探し出した。
彼のお年玉をかき集めれば買える値段だった。
小学生なので、パソコンの細かいスペックまではよくわかっていない。
このパソコンのスペックだと、ゲームは厳しいかもしれないぞ、と言ったのだけれども、とにかく欲しい、買えるかもと思ったら止まらない。
どうしても欲しいというので、自分のお小遣いで買うならいいぞ、ということで買うことになった。
そうしたら、案の定、彼がやりたかったゲームは、スペック不足で動かなかった。
彼は落胆した。
一時期は非常に機嫌が悪かった。
さらにマニアックになってきた
しかし、どうしたらゲームができる高機能のPCを手に入れることが出来るのか、と、いろいろと調べるようになった。
そして、ついに自分のパソコンの中身を覗くようになった。
今は、ユーチューブとグーグルを駆使して、かなりマニアックなことまで調べるようになっている。
なんと、グーグル翻訳を使うことまで覚えてしまった!
いつもゲームばかりやっているように思っていたけれど、彼はどんどん進化している。
次にパソコンを買うときには、絶対にゲームができるスペックのものを、と考えている。
しかも、子どもの自分でも手に入れられる値段で手に入れる方法を模索している。
いま彼が考えているのは、中古PCを改造すること。
その方法を紹介しているユーチューバーが多数存在している。
自分が買ったPCでは、残念ながらその方法は使えないのだけれど、今度はその方法が使えるPCを探し出して、それを買って改造する。
それを目論んでいるのだ。
失敗しても、どうしてもパソコンでゲームがやりたいという情熱が彼を動かしている。
失敗したからこそ進化している
PC選びに失敗したからこそ、彼の興味がそこまで深くなったともいえる。
「失敗から学ぶことは多い。」ということを、あらためて彼から教わっている。
それから、自分の興味に素直に従うっていうこともとても大切。
自分からやりたいと思わないと、そこまで行動はしない。
だって、次男に「勉強しろ」といくら言ってもやらないもの(笑)
好きだから、興味があるから、やりたいから、そういう動機が強い。
そうすれば、少々失敗してもめげない。
(一時期めげていたけど復活した。)
子どもから学ぶことは多いよね。