野暮だなあって思うこと

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こんにちは。
ココロとカラダの整体師 渕脇です。

私たちは、子どものころから、何かと人と比べられてきました。
特に顕著なのは、学校の成績でしょうか。

人間関係は上下ではなく水平

受験を迎えると、偏差値という物差しで測られて一列に並べられてしまいます。
偏差値は一つの物差しに過ぎないのですが、なんだかこれで人間の価値が測られてしまうような気がして、本当にばかばかしい話だなあと思います。
学歴コンプレックスなんてばかばかしい。
そういう価値観を植え付ける大人が間違えていますね。

私たちは、他人との比較において、つい縦の人間関係をイメージしてしまいます。
縦の人間関係とは、どちらが上か下かというイメージです。
人間関係に上下を持ち込んでしまうのです。

でも、アドラー心理学では、すべての人間関係は水平であると言っています。
みんな水平面をそれぞれの方向へ向かって歩いているというイメージです。
そこに、上下関係はありません。

もちろん、前を歩いている人はいるでしょう。
自分のゆく道の前を歩いている人。
しかし、決してその人は上にいるのではありません。

また、自分の後からやってくる人もいるでしょう。
でも、その人が下なのではありません。

他人のことをとやかく言うのは野暮

また、人それぞれ、得意なコト、不得意なコトがあります。
良いところ悪いところ、色々です。

足が速い人もいれば、手先が器用な人もいる。
絵がうまい人もいれば、歌が上手い人もいる。
もちろん、勉強ができる人もいれば、容姿端麗な人もいる。

仕事もいろいろ。
人生もいろいろ。

みんなそれぞれ、いろいろな人がいるのが当たり前なのです。

他人と比較してもしても仕方がないし、意味のない話です。
自分の人生にとやかく言われる筋合いはないし、他人の事をとやかく言うのは野暮というもの。

野暮な人にはなりたくないです。
粋な人になりたいですね。

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みんなちがって、みんないい

人は人だし、自分は自分。
自分の思った通りに生きていけば良いのではないでしょうか。
自分の良さを生かして、楽しく生きていけばよいのではないでしょうか。

金子みすゞさんの有名な詩に、「私と小鳥と鈴と」というのがありますが、私はあの詩が大好きです。

私と小鳥と鈴と

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面を速くは走れない。

私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄はしらないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みなんちがって、みんないい。

「みんなちがって、みんないい。」
本当に、そうですね。