素敵な出会いがありますように

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こんにちは!
カウンセラー整体師の渕脇です。

実家に戻ることになりました

今日、このブログは実家で書いています。
今は、朝の5時半です。
実家で朝を迎えたのは本当に久しぶりで、いったいいつ以来のことなのか思い出せないくらいです。

私の実家は東京の郊外にあります。
父が亡くなってからしばらくは、母が一人で住んでいたのですが、一昨年の8月に脳梗塞で倒れてしまい、その後遺症で一人暮らしが出来なくなってしまいました。
そんなわけで、事実上空き家状態になっていたのです。

これから日本は人口が減ってきます。
空き家問題はどんどん深刻になると言われています。
私の実家も1年半の間、事実上空き家状態で、この問題は他人ごとではありませんでした。

この4月に、私の長男は中学に入学、末娘の双子は小学校に入学します。
この機会に実家に戻ればどうかと、姉から私へ提案があったのは昨年の5月のことでした。

そこで私たち家族は、実家に戻ることにしました。
私は実家に戻る気はさらさらなかったのですが、いざ空き家問題が自分の問題として目の前に提示されると、やはりいろいろと考えてしまいます。

母は家に帰れない状態と言っても、意識ははっきりしています。
そんな状態なのに、売り払ってしまうのは忍びない。
かといって、いつまでも空き家のままではもったいないし、治安の問題やご近所への迷惑などを考えると、このまま放っておくわけにもいきません。

建物は古いけれども、まだまだしっかりしています。
手を入れればまだまだ十分に住める状態です。
私がこの家に住むことが、亡くなった父の願いでもありましたので、思い切って実家に戻ることにしたのです。

次男の転校が気がかり

一つ気がかりだったのは、小学4年生になる次男が転校を余儀なくされてしまうことです。

私も、小学3年生に上がるときに、まさにこの家が完成した時に転校をしました。
転校というのは、子どもにとっては嫌なものです。
仲のいい友達と別れて、知らない人ばかりの所へたった一人で乗り込まなければいけない。
しばらくの間は、好奇の目にさらされるわけですから、いい気持のするものではありません。
私は転校がとても嫌だったので、子どもには転校をさせたくなかったのです。

私は、転校してからもずっと、私はこの学校ではよそ者である、なんとなくアウェイであるという感覚が、意識の深いところにあるような気がしていました。
子ども時代を思い返すとき、その感覚を思い出すのです。
次男も、そのような感覚を持ってしまったらかわいそうだなあと思うのです。

自分の感覚が真実とは限らない

ところが、近年facebookのおかげで、小学校時代の友人とのつながりが多くなってきました。
その当時の友人たちと交流するにつれ、一つのことに気が付きました。

私の後にも転校してきた人は沢山いますが、私自身はそのことを特に何とも思っていないということ。
ずっと前から一緒だったような親しみを感じているのです。

同じように、当時の友人たちは、私が転校生だったことを何とも思っていないのです。
そのことを覚えていない、あるいは、知らなかったという人すらいます。

要するに、私が感じていたアウェイ感は、私の中だけのものであって、受け入れる側の友人たちには、そんな意識は全くないのです。

人は、自分の頭の中に自分の世界を作り上げてしまいます。
そして、それが真実だと思い込んでしまうのです。
でも、それは単に、自分の頭の中に広がっている世界であって、それが現実を忠実に再現しているものではないのです。
そのことを、私たちは忘れてしまいがちなのです。

人の目を気にしても意味がない

人が自分の事をどう思っているかなんて、本当のことはわからないのです。
多くの人が同じ景色を見ているということはありません。

自分では自分の欠点が気になって仕方がないかもしれないけれど、あなたの良いところを見ている人は必ずいるのです。

人がどう自分を見てるかなんてわからない。
きっと私はこう見られているはずだ、思ってみても、それが本当かどうかはその人の頭の中をのぞいてみるしか確かめる方法はありません。

それに、見方は人によって違います。
全ての人の頭の中をのぞいてみることは不可能なわけですから、自分がどう見られているかなんて、考えることすらバカバカしい話です。

人の目なんて気にしないで、憧れる人物像を目指せばよいのです。
憧れの人物に少しでも近づきたい。
ああなったらいいなあ、と、考えるだけでもワクワクしてしまうような人を目指せばいいのです。

人の目を気にしているよりも、ワクワクしているほうが魅力的です。
そういう魅力的な人物の周りには人が集まってきます。

素敵な出会いがありますように

さて、今日から次男は新しい学校に行きます。
きっと、彼は不安でいっぱいだと思います。
そんな彼が、一日も早く、新しい環境に馴染めることを願ってやみません。
そして、この経験を今後の人生に生かしてほしいと思います。

誰も友達がいないという点では、長男も同じです。
双子は双子ですから、ちょっと違いますけど、それでも新しい環境に入っていかなければいけません。

子どもたちがそれぞれに、新しい環境でのびのびと生活できといいなあと思います。

このブログをお読みの方の中には、うちもそうだよ~、という人も多いと思います。
また、ご本人が新しい環境でスタートするという人もいるでしょう。

でも、心配は無用です。
きっとうまく行きます。
そして、一生の宝物になるような、素敵な出会いが待っています。
私が転校先で、一生モノの大切な友人たちに巡り合えたようにね。