うつ病の正体を知れば怖くない

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こんにちは!
カウンセラー整体師の渕脇です。

うつ病はアンタッチャブルな話題

最近に、うつ病について困っているという話をあちこちで聞きます。
うつ病になってしまう人がとても増えているからだと思います。

しかし、その一方で、この問題にどう対処したら良いのかわからない。という声もよく聞きます。

うつ病は何か得体のしれない不気味なものである、というイメージがあるのではないかなあと思うのです。

どうも、色々な人の話を聞くにつれ、うつ病というのは触ってはいけないもの、アンタッチャブルな話題なんだなあ、ということを感じます。

気にはなるんだけど、積極的にかかわりたくない。
大っぴらに声に出して話をするような話題ではない。

コソコソと、
どこどこの誰々さんうつ病らしいよ。。。
なんて、噂話になるような話題。

そんな雰囲気を感じます。

そういうところは、私がうつ病になったころとほとんど変わっていないようです。
当時に比べれば、うつ病はかなりメジャーになったと思うのですが、
「それでもまだこういう扱いなんだな、うつ病は。」という感じです。

そんな感じなので、うつ病に対する理解が進まない。
理解が進まないから、何か得体のしれない怖いもの、というイメージがぬぐえないのです。

不安なのは情報が不足しているから

不安というのは情報不足から来るということをご存知でしょうか?
情報が少ないと不安になります。
具体的な情報が多くなれば、不安が減ってきます。

うつ病に対しても、きっと皆さんが持っている情報が少なすぎるんだと思います。
だから怖いし、どうやって防げばいいかわからないし、どう対処すればいいかわからない。

これだけ多くの人がうつ病になる時代なんだから、もうちょっといろいろ知っていてもいいのではないかと思うのです。

もっと、具体的な情報を伝えていかなければいけないなあと思います。

うつ病はただの疲労

うつ病は精神の疲労です。
疲労ですから、誰にでも起こり得るし、しっかりと休養を取れば予防できます。
疲労の原因を取り除けばちゃんと回復しますし、治ります。
何か恐ろしい不治の病ではありません。

恐れることは何もないのです。

問題は、疲労の原因の取り除き方にあります。
その原因がとても分かりにくい所にあったり、過去のトラウマだったり、取り除くことが困難な問題だったりするのです。

それは、人間が太古の昔から悩んできた、人生の抱える問題なのです。
人間関係にしても、親子の関係にしても、自分の進路にしても、あるいは自信の無さにしても、人生には必ずつきまとう問題。

人類はそいう言う悩み事を抱えるているから、宗教が生まれ、哲学が生まれ、文学が生まれ、音楽が生まれ、芸術が生まれ、人類の文明が生まれて来たわけです。

そういう、人類の根源的な悩みが原因なのですから、浅はかな人間が作り出した薬なんぞちょっと飲んだくらいで治るわけがありません。

ところが、多くの人は、これだけ進んだ最先端の医学でも治せないんだから、うつ病は訳の分からない厄介な病気である、と感じているのでしょう。
それは、医学の本質を分かっていないことから起こる誤解です。

抗うつ薬はうつ病を治すために作られたものではありません。
うつ病の症状をコントロールするためのものです。
つまり、対症療法に過ぎないのです。

コントロールするためのものですから、それに頼っているうちは飲み続けなければいけないのです。
それでは治ることはありません。

うつ病は人生と対峙することを求めている

うつ病を治すには、根本原因に対峙する必要がある。
即ち、人生の問題に正面から向き合う必要があるのです。

つまりうつ病は、単なる病気ではなくて、生き方そのものをあなたに問う、あなた自身の内側から発せられているメッセージなのです。

それがうつ病の本当の姿なのです。

うつ病をアンタッチャブルな問題にしてしまうのは、人生と正面から対峙することを避けているのと同じです。

うつ病を予防するには、人生と向き合うことが大切です。
自分の人生を謳歌する、楽しむことです。
これが最強の予防法です。

うつ病の予防法は、決して後ろ向きな暗い話ではないし、いい人生を歩むためのヒントになる話なのです。

私は、うつ病の予防法を広めたいと思っています。
まだうつ病になっていない人に、広めていくことで、うつ病に苦しむ人を減らすことが出来るし、人生を楽しむことが出来る人が増えると思っています。
決して、アンタッチャブルな話題にしたくないのです。

私は今後、この話題で、講演活動をしていきたいと思っています。
ご依頼があれば、日本全国どこへでも行きます。

もしご興味のある方は、ご一報ください。
よろしくお願いします!