こんにちは!
BBトレーナーの渕脇です。
人生はゲームか否か
私がまだうつ病になる前の話です。
私は30歳前後で、サラリーマンをしていました。
その時に、短大を出てすぐの若い女の子が入社してきたんですね。
その子があるとき、
「人生はゲームですよね。」
って、言ったんですよ。
それを聞いて、僕は内心、
「なにを甘いことを言っているんだ。人生はそんなに甘くない。
人生は、もっと厳しいもんだ!」
って思ったんです。
当時私は、徳川家康の、
「人生は、重き荷を負いて遠き道を行くがごとし。」
というようなイメージを持っていたのです。
でも、そんな風に思っていたから、自分からそういう人生を選択していったんだなあ、と今となっては思います。
そして、挙句の果てにうつ病になってしまった。
「人生はゲーム」というイメージを持っていれば、ワクワクしながらいろいろな問題にチャレンジできたのではないか。
人生の岐路に立った時、よりワクワクする方向へ舵を切ることが出来たのではないかと、思うのです。
平坦な道ではないから面白い
人生は山あり谷あり、もちろん平坦な道ではないかもしれません。
嫌なことも、苦しいこともあるのが普通です。
でも、それがあるからこそ、ワクワクしたり、嬉しいことがあったりするわけです。
ゲームだってそうですよね。
敵も出てこない、困難も出てこない、落とし穴も、振り出しもないゲームがあったら、面白くもなんともないでしょう。
そんなゲーム、やりたいとは思わないですよね。
山あり谷ありを苦しいととらえるか、
だからこそ面白いととらえるか。
その違いは、とても大きいのです。
子どもに人生を語るときに注意すること
人生に対して、どんなイメージを持ってもいいわけじゃないですか。
それこそ、正解なんてないし。
それなのに、世の中の多くの大人たちは、子どもに対して、人生は甘くないだの、生きていくためには嫌な仕事でもやらなければいけないだの、辛い側面ばかりを見せようとします。
そのように教育された子どもたちが、人生に対して、辛いものだというイメージを持ってしまったら、そりゃあ、生きてくのが怖くなってしまったり、仕事に行くのが辛くなったり、大人になりたくないと思ったり、うつ病になったり引きこもりになったりするのは当たり前のことだと思うのです。
未熟な子どもたちが、そのまま社会に通用するわけはない。それは当たり前のこと。
おまえ、甘いこと言っているんじゃないよって、言いたくなる気持ちもわかる。
このままで大丈夫かしら、と心配する気持ちもわかります。
でも、彼らには成長する力があるんです。
いつまでも未熟な子どものままではないのです。
自分だってそうだったようにね。
そういう子どもたちに対して、人生は甘くないぞと教えるのか、これから沢山のワクワクするような体験が待っていると教えるのか。
大人たちが、どういうスタンスで子どもたちに接するのかで、その子の持つ人生に対するスタンスが決まります。
最終決定権は自分にある
人生は、思った通りになります。
なぜなら、人生の岐路に立った時、最終決定権はいつも自分にあるからです。
意識している人は少ないかもしれないけれど、最後に決定するのは常に自分です。
どんな些細なことでも、すべて自分で決定している。
その積み重ねが、自分の人生になるのです。
ということは、自分の思い通りになるのが人生なのです。
人生は苦しいものである、というスタンスでいると、苦しい決定をします。
人生は楽しんだもの勝ち、というスタンスでいると、楽しい決定をします。
ただ、それだけのことなのです。
単純な話です。
人生はイメージ通りになる
私がうつ病になったのは、人生は思い通りにいかない、苦しいことも受け入れなければいけない、重き荷を背負わなければいけない、というイメージがあったからです。
そんなイメージを持っていて、楽しい人生になるわけがない。
そうは思いませんか?
人生はイメージ通りになります。
人生は楽しいものです。
ワクワクしながら、人生という楽しい冒険の旅をしているのです。
そういうイメージをもって生きていれば、楽しい人生になりますよ。
人生は実に、シンプルなのです。