こんにちは!
カウンセラー整体師の渕脇です。
どうしてメンタル疾患が増えるだろう
年々、メンタル疾患が増えています。
この日本社会で、いったい何がメンタル疾患を増やしているんだろうか。
そんなことをたまに考えます。
今の日本社会。
確かに問題もたくさんありますが、経済的にはまだまだ豊かなほうだと思うし、治安はいいし、清潔だし、学びの機会も多いし、自然は美しいし、食べ物もおいしい。
こんないい社会に住んでいるのにも関わらず、どうして人々は病むんだろうなあ。
そんなことを思うのです。
人間は社会的動物
人間は、社会的動物といわれます。
集団を作って、集団の力を利用して生き延びてきた訳です。
身体能力に劣る人間が、今や地球上で一番でかい顔をしている。
それは、集団の力を利用しているからではないかと思います。
集団を作る事で、一人ではとてもできないようなことを、沢山の人間が協力することによって成し遂げてきました。
人類の初期の頃は、生き残るために他者と協力をしたんだろうと思います。
そのころは、助け合って生きていたわけです。
もともと、社会には助けうという機能があるのではないかと思います。
困っている人がいたら手を差し伸べる。
弱っている人がいれば助ける。
助け合うことで、生き延びる。
人類としての生存戦略が、社会を作るということ。
もちろんその機能は今も生きていて、いたるところで助け合いの輪が広がっています。
貨幣価値で判断される
ところがです、そこへ貨幣というものが登場してきた。
貨幣経済が浸透している現代では、助け合いも貨幣を介して行われるようになりました。
すると、助け合いの価値も、お金に換算される世の中になったのです。
貨幣を介して助け合いがやり取りされるようになると、お金がない人は助けてもらえなくなります。
また、お金にならない助け合いに、人々は興味を示さなくなります。
直接的にお金になるかならないかが、人々の行動の基準になってくる。
お金がないなら、自分で何とかして稼げよ。
稼げないやつは助けてもらえなくて当たり前。
自己責任でしょう。
なんていう、自己責任論まで飛び出してしまう。
そのあたりが、最近の日本社会のギスギスした空気の原因なのではないかと思います。
助け合いはプライスレス
もっとプライスレスの価値を意識したらどうだろうかと思います。
直接、お金にはつながらないけれど、心を豊かにしてくれることとか、
巡り巡って自分が助けられることにつながるとか、
多くの人のココロが豊かになる事が、幸せな人を増やし、幸せな社会を作り、結局は自分が幸せに生きていけるようになる。
結局、助け合う集団は、その集団全体としての力を底上げすると思うのです。
だって、その構成員が幸せであれば、幸せな人たちのほうがパワーを発揮することは想像に難くないです。
そういうことを考えられる人が増えるといいなあと思うのです。
原点に立ち返る
人間がもともと持っている生存戦略が、社会を作ること。
集団で協力し合うこと。
その原点に思いをはせることは、とても大切なことのように感じました。
そうすれば、もっと幸せな社会を作るにはどうすればよいのか。
そのことが分かりそうな気がします。
なんだか、とりとめのない記事になってしまいましたね。
昨日ふと思ったことなので、仕方がありません。
もうちょっと整理出来たら、また書いてみたいと思います。