驚異的な回復を見せる人の共通点

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こんにちは!
カウンセラー整体師の渕脇です。

驚異的な回復を見せた人

私はこれまで、整体師として、多くのクライアントさんと対峙してきました。
その中で、記憶に残る、驚異的な回復を見せた人たちがいます。

そのうちの一人、ある男性の話です。

私がまだ、修行時代のこと。
当時私は、スポーツクラブに付属している接骨院で働いていました。

そこにやってきたクライアントさん。
50代の男性で、会社を経営してる社長さんでした。

スキーで転倒して、膝を複雑骨折していました。
病院で手術をして、病院のリハビリ室に通っていたのですが、そこのリハビリのやり方に疑問を持っていました。

病院のリハビリの先生には、「自転車に乗れるようになるのが関の山で、ゴルフも出来るようにならないだろう。スキーなんてもってのほか。」といわれたそうです。

でも、彼は諦めていなかったんですね。
何とかもう一度、ゴルフをしたいし、スキーもしたい。
絶対に回復して見せる。
そんな気迫を感じました。

それで、スポーツクラブが併設されているから、自分でトレーニングも出来るし、治療も受けれられるという理由で、自分で探し出して、当時私が働いていた接骨院に来たのです。

その彼は、治療にとても熱心でした。
きちんと通ってくるし、疑問に思うことはどんどん聞いてくるし、アドバイスしたことは忠実に実行していました。

さらに、自分なりに考えて、工夫して、こちらがアドバイスしたこと以上のことをやるわけです。
それで、「先生、こんなことをやってみたんですけど、大丈夫ですか?」と聞いてくるわけです。

こちらも、なるほど、そんな方法があったか!
と驚くようなことを、いろいろと工夫して来るのです。

最初、私が見た時には、膝は90度も曲がらなかったのですが、どんどん曲がるようになっていったのです。

コツコツと真面目にリハビリに取り組んだ結果、やがて、ゴルフも一ラウンドまわれるようになったし、なんとスキーも出来るようになったのです。

驚異的な回復を見せる人の共通点

この男性のように、驚異的に回復していく人は、ほかにも何人も見てきました。
そういう方々には、共通点があります。

それは、自分で何とか治してやろう!という主体性があり、ポジティブな姿勢で治療に取り組んでいるということです。

自分の問題は自分が解決する。
そういう意志があるのです。

回復しない人の共通点

これに対して、まったく状況が変わらない人たちがいます。
回復している感じがしない人たちです。

いつも、調子が悪いといって、同じところをうろうろとしています。
そうして、何年もその調子を引きずっている。

こちらがアドバイスをしても、それを実行しない。
忙しいとか、難しいとか、出来ない理由を並べる。
定期的に来てくださいと言っても来ない。

調子が悪くなった時だけやってきて何とかしてほしいという。
そうして、回復しないことに苛立って、失望して、やがて来なくなってしまいます。

そういう方は、いろんなところを転々としていることでしょう。
でも、どこに行っても良くなるということはないと思います。
なぜなら、問題の本質に気が付いていないからです。

自分ではできないから、ほかの人に何とかしてもらおう。
主体性に欠け、依存的であり、ひと任せの態度です。

こういう人に出合うと、とても残念に思います。
何とかしてあげたいと思うのですが、本人が変わろうとしない限り、こちらはどうすることも出来ません。

ものすごく、歯がゆい思いをします。

主体性が問題

結局、その問題を解決しなければいけないのは自分である。

という感覚を持っているかどうか。
大事なのは、そこの部分だと思うのです。

どこかの誰かに、治してもらおうと思っているのか、
治すのは自分であるが、そのために専門家の力を借りようと思っているのか。

主体的か否か。

そこが分かれ道なのです。

これは、身体のことだけではなくて、心の問題とか、人生の問題においてもすべて同じですよね。
すべてに通じることだと思います。

主体的に、問題を解決すのは自分である、と思ってるかどうか。
そこのところを、自問しなければいけないのです。

他人を変えることは出来ない

他人を変えることは出来ないのです。
ということは、自分を変えることが出来るのは自分だけです。
自分を変えたいと思うなら、自分から変わらなくちゃ、誰も変えてくれる人はいないのです。

それを、誰かに変えてもらおうと思っている時点で、もうダメなんです。

体調を良くしたいなら、自分が変わらなければいけない。
人生を変えたいなら、自分が変わらなければいけない。

自分の代わりに変えてくれる人はいないのです。

そのことを自覚しなければいけないのです。

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